
ミサワホームが木質系工業化住宅の上位商品「センチュリー プリモア」を発売しました。「センチュリー プリモア」は「センチュリー」シリーズの最上位ブランドとなります。ミサワホームの創立50周年記念モデルとなり、「CENTURY」シリーズでは実に13年ぶりの新商品です。注目は新構法の「センチュリーモノコック」を採用し、様々な機能が向上した点です。メインテーマを「快適」「安全」「健康」としています。
新構法の「センチュリーモノコック」の特徴は、大開口などの開放的な設計を実現しながら、ZEH基準を大きく上回る断熱性能を達成できる点です。従来の90mm厚の壁パネルが120mmへと増厚されました。さらに木質パネル同士の接合部を強化し、構造体と基礎の接合部を独自形状のアンカーボルトで増強した高耐力仕様を標準採用しています。耐震性能は通常仕様の約1.3倍に向上させています。耐震等級は最高等級である「3」となっています。新構法の「センチュリーモノコック」の採用で、大幅に耐震性や耐力性が向上した仕様になっています。また、高耐力の LVL 材の梁を組み合わせることで、躯体構造の強度アップとスリム化を図り、より開放的な間取りを採用できるようになりました。約3mの天井や約5.4m幅の大開口が可能となっています。
今回発表の「センチュリープリモア」は、従来の「センチュリー」シリーズよりも断熱性能が27%も向上しています。新採用の「センチュリーモノコック」と、玄関土間断熱「サーモ DOMA フロア」や、ミサワホーム独自の高断熱サッシ「AZ サッシ」を組み合わせることで、断熱性能を表す熱損失係数UA値を0.50以下とすることができます。標準的なZEH 断熱基準であるUA値0.60を大きく上回ります。また、ZEH仕様を強化すること 、最も ZEH 断熱基準が厳しい北海道地域(1、2 地域)のUA値0.40もクリア可能となっています。さらにトップライト・シーリングファン・エアコンを自動制御する「涼風制御システム」や、室外に設置したルーバーに水を流して涼風を取り込む「クールルーバー」や、換気塔による屋根裏の排熱など、ミサワホームで独自の技術でZEH能力を向上させています。
気密性能にこだわる場合、オプションを利用する価値があるかもしれないが、全館空調はあまり得意ではない。
ヒートショック対策として、昼間の日射や暖房による熱を蓄え、夜間に効率的に使う「蓄熱床」を採用しています。昼間に溜め込んだ熱を夜間に放熱することで、寒さの厳しい冬場の早朝でもLDKの室温を18℃以上に保つことができます。さらに壁や天井に使われる内装材用ボードにホルムアルデヒドを吸収し分解する働きを持つ「高機能石膏ボード」を採用しました。これにより学物質の室内濃度は、業界最高水準である「厚生労働省指針値の 1/3 以下」を実現しています。またIOT技術を利用したライフサービス「LinkGates」を導入しています。こちらは電気や水道、ガスなどの使用量の可視化機能だけではなく、夏場の熱中症の危険をお知らせする「熱中症アラート」や、外出先からエアコンや電動シャッターなどを遠隔操作できる機能も搭載しています。
新発表された「センチュリープリモア」の価格は、モデルプランで7,826万円(税込み)となっています。建築面積142平方メートル、延床面積243平方メートルなので、坪単価は単純計算すると約106万円となります。
画像はミサワホーム公式HPより引用しています。
2017.4.17 投稿
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