インターネット活用術【ハウスメーカー・工務店の情報収集】

住宅情報のクチコミや評判を見極めること

美容商品、健康食品、本、洋服、飲食店に至るまで、今はさまざまな商品のクチコミや評判をインターネット上で見ることができます。いや、口コミや評判がインターネットに全く載っていない商品は、ないといっても言い過ぎではないでしょう。インターネットを使うということは、「情報の窓口をオープンさせる」ということになります。

 

インターネット上にはとても多くの情報がありますが、そのひとつひとつの情報に関しての信憑性はかなり低いものだと理解しほうが良いでしょう。住宅関連の情報サイトには様々な形態のものがあります。企業が公式に情報提供しているもの、家を建てた施主が良かれと思って情報提供しているもの、逆に施主が不満をもって情報提供しているもの、全くの第三者が自分の意見を情報提供しているもの、全くの悪意で情報提供しているもの、その情報を操作しようと情報提供しているもの、本当に様々です。このような状況になると、偽りの情報を遮断するには企業の公式HPのみが情報収集の場だと考える方がいますが、それもいかがなものかと思います。上記しましたが、企業はもちろん自分たちの都合の良い情報しか流しません。ネガティブな情報は自社のサイトには積極的に載せたりはしません。そういいった意味でも多種多様な情報の中から、ある程度の判断能力を持った方でなければ、インターネットでの情報収集はかなり危険なものとなってしまう可能性があるのです。

 

口コミや評判の見極めポイント

これらのポイントを踏まえて、口コミや評判を決めることで、正確な情報を得ることができます。

 

ハウスメーカー・工務店の特徴を理解する

わからないことが簡単にわかる

住宅の情報集めの最強ツール　インターネット

インターネットは「知らないことを簡単に知ることができる」というとても便利なものです。考えてみてください。今から２０年前、３０年前はインターネットというインフラはありませんでした。何かわからないことを調べようとすると、辞書や百科事典で調べる。あるいは知っている人に聞くぐらいしか方法はありませんでした。もしもあなたが大学の建築学部卒業で、建築に関して非常に深く広い知識を持っているのならば、わざわざ調べることもないかもしれません。しかしあなたが建物や建築に関して全くの素人ならば、たとえば「在来軸組工法」や「根太」などと言われてもそれが何のことか説明できないでしょう。書籍で調べればわかるでしょうが、そのような専門書籍がいつでも傍にあるわけではありません。しかしインターネット環境は今や、あらゆるところに張り巡らされています。自宅でなくても外出先でもWi-Fi等のネット環境もありますし、何よりスマホを持っていれば、山奥でない限り検索は可能なのです。

 

 

便利なインターネットを使って賢い情報収集

 

インターネットを使えば、ハウスメーカーや工務店の資料請求が簡単にできます。それも一回の情報入力で複数の建築会社から一括請求が出来るのです。こんなに便利なことはありません。昔は一社づつ電話をして、あるいは住宅展示場に出向き、ひとつづつのモデルルームを廻ってと、時間と労力をかけなければたくさんの住宅資料は集められませんでした。インターネットとはこんなに便利な情報収集のツールなのです。ぜひ、みなさんもこちらのサイトから情報収集してみてください。

 

不動産の情報収集はインターネット？

 

ありとあらゆる様々な情報が飛び交っている現代ですが、それは住宅物件に関しても同じことが言えます。住宅情報誌、チラシ、インターネットなどすべての情報に目を通すのは不可能です。各情報収集ツールの特徴を知り、合理的にデータ収集をしていきましょう。物件探しの情報収集は情報誌やチラシに頼るだけでなく、自らも積極的に行動することが大切です。

 

ネットをメインに地元業者の情報も有効活用

かつては情報誌が頼りだった物件探しですが、現在はネットが中心となっています。不動産会社も積極的にネット情報の充実に努めているので、今、物件を探すならネット情報の基本を知っておくのは必須といっても過言ではないでしょう。

 

ネットで物件情報を手に入れるには、大手ポータルサイトやデベロッパー（開発業者）サイト、各不動産業者の個別サイトなどが使えます。大手ポータルサイトはSUUMOなど、全国の物件情報を集めた大規模なサイトです。大まかに不動産団体が運営するものと民間企業が運営するものがありますが、それぞれに特徴があるので両者をバランスよく利用するのが効率的です。まずはこれらのポータルサイトで物件情報集めの基本を知ったり、雰囲気をつかんだりしてから、デベロッパーサイトや不動産業者の個別サイトなどで物件を絞り込んでいくのかよいでしょう。

 

デベロッパーサイトや不動産業者の個別サイトは、大手ポータルサイトに載っていない情報が手に入るので、大手ポータルサイトで大体の条件を絞り込んだ後に利用してみると、意外な発見があるかもしれません。また、友の会メルマガは、物件情報を一般の人よりも優先的に手に入れることができます。しかしネットが中心とはいえ、不動産業者はネットには載せない掘り出し物件の情報を持っているものです。地元業者の折り込みチラシなど、ネット以外の情報にもアンテナを張っておくと思わぬ収穫があるはずです。

 

 

不動産の情報ツールは目的に合わせて活用！

●家族のニーズに合う物件を選んでいく

 

●中古住宅も視野に入れて

 

不動産会社の友の会に入会を

分譲時に購入希望者が殺到するような新築一戸建ての情報をいち早く集めるには、新規分譲を行う不動産販売会社の「友の会」に入会しておくのが効米的。会費は無料で、その会社の物件情報が載った会報が定期的に送付され、一般販売の広告に先だって会員だけに優先販売の情報が提供されることもあります。ダイレクトメールなども頻繁に送られてきますが、入会時に希望の地域や広さ、購入希望時期、自己資金、収入などを正直に登録することが、不要な情報を避けるコツです。気になった不動産販売会社があれば、どんどん入会しておきましょう。

 

隠れた物件情報をゲット！！

 

優良なウェブサイトの条件

優良なウェブサイトの条件は次のようなポイントがあります。

 

信頼性

 

セキュリティ

 

アクセシビリティ

 

更新頻度

 

ユーザビリティ

 

デザイン

 

品質

 

スピード

 

正確性

 

これらは優良なウェブサイトの条件の一部であり、サイトによって異なります。ユーザーが求める情報をすばやく見つけることができ、ユーザーエクスペリエンスがよいウェブサイトを選ぶことが大切です。

 

 

 

主な不動産情報収集ツール

インターネット

【メリット】

 

【デメリット】

 

住宅情報誌

【メリット】

 

【デメリット】

 

折込チラシ

【メリット】

 

【デメリット】

 

不動産会社・営業マン

【メリット】

 

【デメリット】

 

 

不動産広告の読み方

不動産広告には一定の決まりがあり、誇大広告などを排除する規則もあります。
●キャッチフレーズ

 

●価格

 

●現地案内図　

 

●新築、中古、建築条件付き土地

 

●物件写真やイラスト

 

●広告主／不動産会社名

 

●間取り図・駐車スペース

 

物件概要のチェックポイント！！

所在地

 

建ぺい率・容積率

 

交通

 

道路

 

地域・地区

 

取引形態

 

地目

 

築確認番号

 

建物竣時工期時

 

制限を受ける土地

 

敷地面積建物面積

 

インターネット活用術

インターネットは住まい探しに欠かせないツールとなっているが、落とし穴に注意が必要です。

 

●毎日更新される物件情報
2003年にスタートした不動産統合サイト「不動産ジャパン」は、国土交通省認可の不動産流通業4団体から物件情報を一堂に集めた日本最大級の規模を誇る総合不動産検索サイト。エリア・沿線から物件検索ができ、毎日更新されています。リクルートは、インターネットサービスを充実化しています。「住活」をキーワードにして、住宅の購入からリフォームや賃貸まで、幅広い情報を提供するウェブサイト「ＳＵＵＭＯ（スーモ）」を立ち上げています。全国規模で新築・中古・土地別、エリア・沿線・相場別に検索でき、エリア内の不動産会社も探せます。注目物件の特集など、データも豊富です。

 

●大まかな条件から絞り込む
まずは自分に合った検索サイトでたくさんの物件に目を通すことですが、検索条件を絞り込み過ぎるとヒット数がゼロということもあります。大まかな条件で地域の価格相場を把握し、そこから条件を絞り込むのが検索のコツです。

 

まずはポータルサイトで相場を知る

物件探しをするにあたり､どれくらいの分譲価格なのか､傾向を知っておくのは大切｡人気の土地は価格が高く､駅から遠いと安くなり､そこに築年数や設備などの要素が勘定されていきます。

 

こうした感覚を身につけるためには､まずは店舗に比べて物件が大量に掲載されているポータルサイトで､希望に合う物件を見ていくとよいでしょう｡見ていくうちに希望の条件も絞られてくるはず。

 

業者のホームページは更新日が重要

Google (グーグル）やYahoo ！ （ヤフー）などの検索エンジンを利用して、キーワードによる検索から不動産業者のホームページを見るのもよいでしょう。ここで注意したいのは、ホームページの更新日です。悪質だと数年間も同じ広告を掲載していることもあり、すでに売れていれば故意ではなくてもおとり広告となります。更新日を表示しない業者は要注意ｏ良心的な業者ほど更新を頻繁に行っていることをお忘れなく。

 

不動産関連のネットオークションは低調

家電や雑貨などのネットオークションは活発ですが、不動産に限ってはいまだに低調です。これは不動産は現物を見て購入するもので、落札＝購入義務の発生とはいかないからです。不動産オークションは物件の告知が主体で、入札・落札により「交渉優先権」を決定するという運営を行っているのが現実です。