


地鎮祭でご祈祷をお願いする神社については、通常の場合は施工業者が手配してくれます。しかし、場合によっては自分で探さなければならない場合もありますので、そのための方法をお教えしましょう。
地鎮祭はその土地の神様に建築の許可をいただく儀式ですから、通常はその土地を守っている氏神(うじがみ)様がこの儀式を執り行う事になります。氏神様が分からない場合は、その土地に古くから住まわれている方、もしくはご年配の方などに聞いてみると、すぐにわかるはずです。もしその地域が新興住宅地などで近くに詳しい人が全くいない場合、その土地を開発した業者や、地元の不動産屋に聞いてみるのが良いでしょう。土地を開発した業者は多かれ少なかれ、地鎮祭を行っているはずです。それでも分からない場合、神社本庁に尋ねるという方法もあります。

万が一、神前で結婚式を挙げたとか、そのほかの信仰上の理由で氏神様以外の神様での地鎮祭を行いたいなら、そちらへ相談するほうが良いでしょう。しかし地鎮祭はその土地の神様に建築許可をいただく儀式であり、神社ごとにテリトリーのようなものがありますので、よその土地では神事を行わないことが常識です。その土地のしきたりに習うほうがベストだと思います。
また、地鎮祭には実際に工事を行う大工の棟梁や職人さんたちも参加します。信仰心の篤い人が少なくありません。地鎮祭を行わないとか、違う宗教の儀式を行うなどの場合、彼らとの信頼関係が増すとは思わないほうが良いでしょう。施主だからといって勝手な判断で、地鎮祭の方法を決めてしまうと、後々思わぬ支障をきたすことがありますので注意しましょう。
地鎮祭は必ず行うべきです。特に施工を担当する業者の社長や、大工の棟梁との初顔合わせの場となるケースが多く、彼らとの信頼関係の構築のスタートとなる重要な機会です。ここでつまづくと理想の家をスムースに建てることは難しくなると、私は長い経験からそう感じています。
Q: 仏教徒でも地鎮祭をしていいの?
A: 仏教徒やその他の宗教の方でも神式の地鎮祭を行って問題ありません。氏神様に挨拶する日本の慣習と考えれば差し支えなく、むしろ安心感を得る人が多いです。希望する場合は、お寺に仏式で起工式を依頼することもできます。
Q: 雨の場合はどうするの?
A: 軽い雨の場合はテントを立てて予定通りに行うのが一般的です。昔から「雨降って地固まる」と言われ縁起が良いとされます。基本的に天候による延期はせず、暴風雨や雷など危険な状況でのみ日程変更を検討します。
Q: 直会(なおらい)は必要?
A: 昔は儀式後に食事会を行う習慣がありましたが、現在は省略するケースが多いです。参加者全員を集めての飲食は準備が難しく、施主も負担が大きいので、無理に行わなくても問題ありません。
※記事内には「PR」の宣伝活動および、アフィリエイト広告が含まれております。