大手ハウスメーカーのZEH(ゼッチ)対応

ZEH(セロ・エネルギー・ハウス)各社の対応

ZEHの取り組み 

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス) とは?

ZEHとは、住まいの年間「エネルギー消費」を「省エネ&創エネ効果」を組み合わせておおむね“ゼロ”になる住まいのこと。温室効果ガス削減に貢献でき、地球環境にやさしい暮らしをめざし、政府では2020年までに一般的な新築住宅のZEH化(ゼロ・エネルギー)を推進しています。

 

2014 年4月の「エネルギー基本計画」閣議において、「2020 年までに標準的な新築住宅で、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の実現を目指す」とする政策目標が掲げられました。ZEHは今後急速に浸透して、近い将来の住宅のスタンダートとなります。

 

ZEH基準を満たす住宅については平成24年度より支援事業として補助金が交付されており、平成28年も予算が確保され、一律125万円と決定しました。

 

 

平成29年度のZEH住宅の補助金は、残念ながら

75万円と大幅に減額されました。

 

 

平成30年度の補助金は70万円~115万円となります。

  大手ハウスメーカーで最新式のZEH住宅を建てられる方には有利?になるようです。

積水ハウス

積水ハウスは、環境大臣認定の環境トップランナー企業としての「エコ・ファースト企業」に認定されています。ですから、ZEH普及目標もほかのハウスメーカーに比べて、極めて高い数値を目標に掲げています。2020年までにZEHを新築住宅の80%まで普及させることを宣言しています。また、積水ハウスでは戸建て注文住宅以外にもZEHを導入しています。名古屋で建築中の自社分譲マンションブランド「グランドメゾン」シリーズは、業界初のZEH分譲マンションとして注目を集めています。

 

■積水ハウスのZEH普及目標

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

2020年度

71%

73%

76%

78%

80%

現状で、ZEHへの対応が一番整っているのは積水ハウスです。既に積水ハウスの人気戸建てシリーズの「イズ」シリーズや「シャーウッド」シリーズの約8割がZEH仕様になっているそうです。ZEHが特別なものではなく、当たり前の仕様設備として組み込まれています。

 

 

積水ハウスのZEH仕様 『グリーンファースト ゼロ』

積水ハウスのZEH対応の仕様は「グリーンファースト ゼロ」です。積水ハウスの新築戸建のうち、「グリーンファースト ゼロ」の採用率は約75%(2015年上半期)となっています。

「グリーンファースト ゼロ」の大きな特徴は、以下の4点です。

(1)20年の暮らしを先取りするゼロエネルギー住宅
(2)断熱性を30%向上、省エネ、創エネ、パッシブ技術でエネルギー収支ゼロを目指す
(3)HEMSを標準搭載
(4)健康で快適かつ自然と共生する暮らしで住まいを向上

 高い断熱性能と最新の省エネエコ設備で消費エネルギーを最大限に削減し、太陽光発電、太陽電池や燃料電池の創エネで「エネルギー収支ゼロ」を目指します。 

 

 高断熱仕様や高効率エアコン、アルゴンガス入りサッシ、LED照明の採用などによる「省エネ」と、太陽光発電システムと燃料電池の「ダブル発電」による「創エネ」、業界屈指の高効率蓄電池で「蓄エネ」。冷暖房や照明、家電などで消費する一次エネルギーを相殺。快適性、経済性、環境配慮を両立する積水ハウスのZEH仕様「グリーンファースト ゼロ」。また、同社オリジナルのHEMSは、エネルギーを見える化するだけでなく、3電池(太陽電池、燃料電池、蓄電池)の電力を賢く効率的にコントロールできる『3電池連動』も備えています。高い断熱性能と最新の省エネ・エコ設備で消費エネルギーを最大限に削減し、太陽光発電システム、太陽電池や燃料電池の創エネで「エネルギー収支ゼロ」を目実現します。

 

ダブル発電

ダブル発電というシステムが注目され、各社が積水ハウスに追随するように取り入れていますが、ダブル発電に大容量の蓄電池を組み合わせることにより、ダブル発電のメリットがより一層大きくなるります。平常時には経済性が、非常時には利便性がより一層高くなるります。

 

3電池連動

「3電池連動」は、「太陽電池・燃料電池・蓄電池」の3つの電池を連動させて自動制御するシステムです。

・太陽電池とは・・太陽光発電システム
・燃料電池とは・・エネファームなど
・蓄電池とは・・・大容量のリチウムイオン蓄電池

停電などの非常時には、5秒後には自家電力に切り替えて電力を復旧します。停電時は、ガスが通じていれば燃料電池と太陽電池と蓄電池で、ガスが通じていなければ太陽電池と蓄電池で電力を自動供給します。燃料電池は自ら電力を使用するため停電時は運転を停止しますが、蓄電池との組み合わせることで運転の継続が可能になります。

 

積水ハウスの主なラインナップ【最新版2018】

「シャーウッド」シリーズ(木造)
「イズ」シリーズ(軽量鉄骨)
「ビー」シリーズ(軽量鉄骨)
「ビエナ」(重量鉄骨3階建て)
※【グリーンファースト ゼロ】は全てに対応しています。

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「グリーンファースト ゼロ」

積水ハウス【解説】

鉄骨住宅「イズ」シリーズ ZEH対応力大幅向上!!

ZEH住宅 シェア圧倒的No.1 【積水ハウス】

 

※積水ハウスはZEH住宅の建築実績が圧倒的です。2016年度には新築住宅の75%以上がZEH住宅の基準をクリアしています。ZEH住宅を建てるならば、一番安心して任せることができるハウスメーカーと言って良いでしょう。

ダイワハウス

H25年省エネ基準をはるかに上回る高断熱仕様を採用し、暖冷房費を大幅に削減。「外張り断熱通気外壁」による耐久性の高さに加えて、住まう人に快適で地球への負担が少ない住まいを実現します。

 

■ダイワハウス ZEH普及目標

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

2020年度

13%

15%

20%

35%

50%

 

スマ・エコ

『スマ・エコ』の特徴は次の4つです。

D-HEMS 3
太陽光発電
高断熱仕様
蓄電池

 

  


大和ハウス独自の「外張り断熱通気外壁」の高断熱性能がメインとなっています。

 

『スマ・エコ』

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環境負荷ゼロを目指す 「フォーネイチャー」

ダイワハウスのZEH使用 

ダイワハウスは2017年1月20日に、環境負荷ゼロを目指す 戸建て環境ブランド「フォーネイチャー」を発表しました。大きくZEHとは打ち出していませんが、基本的には今後はこの「フォーネイチャー」がダイワハウスのZEHブランドとなりそうです。

 

『フォーネイチャー』のポイント

●オリジナル外壁システム「外張り断熱通気外壁」
●太陽光発電やエネファーム
●リチウムイオン蓄電池

 

ダイワハウスの専売特許とも言える「外張り断熱通気外壁」を中心に、最新のZEH設備を組み合わせる内容になっています。

 

『フォーネイチャー』【公式】

 

ダイワハウスの主なライナップ【最新版2017】

●「ジーヴォΣ」(軽量鉄骨)
●「ジーヴォE」(軽量鉄骨)
●「ジーヴォ03」(軽量鉄骨3階建て)
●「グラウッド プレミアム」(木造)
●「ジーヴォ グランウッド」(木造)
※【フォーネイチャー】は全てに対応しています。

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戸建住宅環境ブランド『フォーネイチャー』発表!!

ダイワハウスの最上級住宅『プレミアム グランウッド』発表!!

ヘーベルハウス

国が定めるZEH基準に加え、ヘーベルハウスが訴え続ける「ロングライフ」という視点で耐久性の高い断熱材と自然の恵みを活かしたプランニングで、快適な暮らしがずっと続く「ロングライフZEH」を提案しています。

 

■ヘーベルハウス ZEH普及目標

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

2020年度

10%

15%

40%

60%

70%

 

 

ロングライフZEH

ヘーベルハウス独自の外壁「へーベル板」の断熱性を中心に、創エネ設備などをうまくまとめています。また、ロングライフと謳っているだけに、へーベル板の高耐久性、太陽光を設置する屋上防水の耐久性もアピールしています。

 

ロングライフZEHの特徴は次の3つです。

●高断熱
●高効率設備
●太陽光発電

 

  ロングライフなZEH

 

 

 

 

 

 

ロングライフな断熱性能

ヘーベルハウスは、高性能断熱材ネオマフォームとALCコンクリート・ヘーベルの二重の断熱構造によって室内の熱を逃がさず、さらに基礎断熱ALC 床構法によって室内と床下の温度差を少なくすることで、ZEH 基準が求める高い断熱性能を実現します。

 

 

 

ロングライフZEH

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新断熱工法「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法」

ZEH対応したヘーベルハウス

ヘーベルハウスはZEHに関しては、大きく遅れているハウスメーカーです。その採用率も大手ハウスメーカーの中では下位に沈んでいます。鉄骨住宅でZEHを検討する方には非常に選びにくいハウスメーカーでした。しかし、2017年5月1日に新たに開発した「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法」を全商品に標準採用しました。これによりヘーベルハウスの断熱性は格段に向上し、ZEHの補助金基準にフレキシブルに対応できるようになりました。

 

「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法」の新採用により、ヘーベルハウスの2階建て戸建住宅の断熱性能は、全ての商品で国の定めるZEHの補助金基準を上回るようにまりました。

 

 

ヘーベルハウスのZEHは具体的にどう変わったのか?

外壁は厚さ75mmの「ヘーベル板」の内側に、厚さ45mmの旭化成の断熱材「ネオマフォーム」が施工されます。1階床には、厚さ100ミリの「床用ヘーベル板」の上に、従来の倍の厚みとなる60mmの断熱材を重ねて断熱層を強化し、床下からの冷気や熱を遮断します。

 

へーベルハウスのZEH向上! 

外壁 75mm「ヘーベル板」 + 45mm断熱材「ネオマフォーム」

1階床 100mm「床用ヘーベル板」 + 60mm断熱材「ポリエチレンフォーム」

 

これにより、2階建てでは外皮平均熱貫流率が0.6以下となり(一部例外有り)、国が定めるZEHの断熱基準を大きく上回ります。

セキスイハイム

セキスイハイムはZEH(ゼロエネルギー)の重要な要素【エネルギーを創る】においては、先進的なトップ企業です。太陽光発電では累計12万棟の搭載記録を達成しています。これはギネス世界記録にも認定されています。太陽光発電を基軸にスマートハウス化、ZEH化へと時代の流れを読んだ企業経営を展開をしています。2016年3月9日のセキスイハイムの発表ではZEH相当以上のゼロエネルギー収支達成率が、既に約60%になったそうです。

 

■セキスイハイム ZEH普及目標

2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
30% 50% 55% 60% 65%

 

スマートパワーステーション

ハイムのスマートパワーステーション

セキスイハイムのZEH仕様は『スマートパワーステーション』がトップモデルですが、鉄骨住宅、木造住宅ともに、幅広くZEH仕様は用意されています。『スマートパワーステーション』は、太陽光発電のシステムとHEMS、蓄電池の3点セットを標準で搭載したモデルです。標準仕様のままでZEH(ゼロエネルギー)が実現できます。2015年度の調査ではスマートパワーステーション入居者の98%がZEH(ゼロエネルギー)を達成したそうです。

スマートパワーステーション

 

ミライ - クラス

未来クラス

もうひとつのZEH仕様モデルは「ミライ - クラス」です。光熱費などのエネルギー収支がゼロになるZEH仕様を標準化した上で、「キレイな空気」と「災害時の安心」もプラス。断熱、省エネ、創エネ、蓄エネに、快適エアリーを搭載しています。鉄骨系(ハイム)と木質系(グランツーユー)で展開しています。

ミライ-クラス

 

 

電気自動車を使ったZEH 『V to Heim(ブイトゥーハイム)』

ブイトゥーハイム 

「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」の「蓄エネ」を電気自動車で補う方式のZEHです。通常は蓄電池が行う電力を貯める「蓄エネ」を電気自動車のバッテリーで行います。電気自動車は一般的な家庭用蓄電池の3~5倍もの容量があるのが大きな特徴です。家庭用蓄電池は価格が約200万円前後する一方、電気自動車は250万円くらいから買えます。コストパフォーマンス的に考えると圧倒的に電気自動車に軍配があがります。セキスイハイムの『V to Heim(ブイトゥーハイム)』なら、通常の太陽光発電のZEHに比べて、年間約17万円も節約できるそうです。停電時でも電気自動車に貯めた電気を使うことができます。そしてその容量が一般的な蓄電池に比べて大きいことが最大のポイントです。この『V to Heim(ブイトゥーハイム)』は「パルフェ」や「ドマーニ」といったスタンダードモデルに対応する方式ではなく、鉄骨系、木質系にそれぞれ『V to Heim(ブイトゥーハイム)』独自のモデルが用意されています。

 

 

セキスイハイムの主なラインナップ【2017最新版】

【軽量鉄骨住宅】

 ●パルフェ

 ●ドマー二

 ●デシオ(3階建て)

 ●ハイムbj

 ●クレスカーサ

 ●スマートパワーステーション(ZEH特化住宅)

 

【ツーバイフォー・ツーバイシックス木造住宅】

 ●グランツーユー

 ●グランツーユーv

 ●グランツーユーf

 ●ミオーレ

 ●スマートパワーステーション(ZEH特化住宅)

 

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パナホーム

パナソニックグループでは、太陽光発電システム、HEMS、蓄電池、その他電装部品など、ZEHを構成する住宅機器自体を製造及び販売しています。そのため、パナホームは住宅業界の中でも特にZEHの普及に向けては積極的なハウスメーカーです。もちろん、これらの住宅機器を他のハウスメーカーも使っています。パナホームはパナソニック創業100周年記念の2018年には、新築戸建ての100%ZEH化を目指しています。

 

■パナホーム ZEH普及目標

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

2020年度

26%

42%

68%

70%

80%

 

パナソニックグループの技術を集結 『ゼロエコ』

パナホームのZEH対応の仕様は「ゼロエコ」です。『ゼロエコ』は、パナホームとパナソニックグループの技術を活かした先進設備「3つの未来標準」を採用することにより、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー)を超える優れたエコ性能を実現する仕様になっています。

 


『ゼロエコ』の大きな特徴は次の3つです。

太陽光発電 + 蓄電システム
スマートHEMS + プライベート・ビエラ
家まるごと断熱 + エコナビ搭載換気

 

 未来仕様のゼロエコ


「発電・蓄電」「断熱・換気」「家電制御」の3つをうまく組み合わせています。ZEHの趣旨であるエネルギー収支ゼロを達成しながら、独自の換気システムで家中きれいな空気になるのが最大の特徴です。

 

ZEH『ゼロエコ』搭載商品

パナホームのZEH仕様『ゼロエコ』は「カサート」「エコ・コルディスⅡ」「ビューノ」(3階建)に搭載されます。


パナのカサート【カサート】


パナのコルディス【エコ・コルディスⅡ】


 

pm2.5までも除去 エコナビ搭載換気システム

年間を通して、ほとんど温度変化の少ない床下の空気を利用して換気を行う「HEPAフィルター」を搭載した「エコナビ搭載換気システム HEPA+(プラス)」を搭載。また、この換気システムでpm2.5なども除去できます。ハウスメーカーでは数少ない「第2換気」を採用しています。
住まい全体をすっぽり包み込む。それが「家まるごと断熱」
壁や床、天井はもちろん、基礎の内側にまで断熱材を施した「家まるごと断熱」で、ZEHの補助金制度の基準をクリアできる断熱性能UA値0.6以下を標準仕様で実現しています。

 

フリーメンテナスの美しいタイル外壁「キラテック」

美しい外観を長期間維持し、また空気浄化もしてくれる「キラテック」というタイル外壁を採用しています。光触媒のセルフクリーニング機能を利用した30年間フリーメンテナスの高品質外壁材です。

 

『ゼロエコ』搭載でゼロ・エネルギー実現!!

カサート&コルディス

ゼロエコでエネルギー収支ゼロ 

 

パナホームの主なラインナップ【2017最新版】

●カサートプレミアム
●カサート
●ビューノ3E/S(3階建て)
●ビューノ(3~9階建て)
※パナホームの住宅は全て鉄骨住宅です。
※【ゼロ エコ】は全ての住宅に対応しています。

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他とは違う!パナホームの全館空調!!

最上級鉄骨住宅『カサート プレミアム』発表!!

ミサワホーム

ミサワホームのZEH対応商品は木質系パネル工法の「SMART STYLE 」「ジーニアス」、鉄骨系の「ハイブリッド」など幅広くラインナップされています。また、大容量太陽光発電は木質系軸組工法の「MJ-ウッド」も用意されていますので、ミサワホームが取り扱う3つの工法全てに対応しています。
 ミサワホームは1970年代からエネルギー利用住宅を研究開発、1998年に世界初のゼロエネルギー住宅「HYBRID-Z」を建てています。2010年には建設から解体までのライフサイクルを通じたCO2排出量収支をマイナスにする環境配慮住宅「ECO Flagship Model 」を発表しています。 また「ゼロ・エネルギー住宅」はミサワホームの商標登録になっています。

 

 

■ミサワホームのZEH普及目標

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

2020年度

20%

50%

70%

80%

90%

 

ZEH対応の代表商品

ミサワのZEH 

2014年秋に従来から好評だった、子育て世代のための「SMART STYLE」シリーズに、ZEH対応の「S」を新たにラインアップしました。熱の影響を受けやすい東西面の開口面積を制限した、シンプルな小屋裏2階建の「ECOフォルム」と、厚さ90mmの高断熱木質パネルを採用し、南北通風設計・温度差換気などを活かした「微気候デザイン」で省エネ性能を格段に向上させ、大容量の3.37kWの太陽光発電システムを標準で搭載しながら、従来と同価格帯の1,500万円台からに抑えています。太陽光発電システムで売電収入を生み出し、加えて、お子様の成長に合わせて学びの空間や間取りを変更できるというホームコモンズ設計を採用しています。また、小屋裏などを上手に利用して収納スペースを確保しています。

 

ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)に住みたい

 

 

ミサワホームノ主なラインナップ【最新版2017】

●ジーニアス(木質パネル接着工法)
●センチュリー(木質パネル接着工法)
●スマートスタイル(木質パネル接着工法)
●MJウッド(木質パネル接着工法+木造軸組工法)
●ハイブリッド(ユニット鉄骨ラーメン構造)

※全ての住宅がZEH対応になっています。

住友林業

住友林業は「高級な木の家」のイメージが強く、エコやZEHのイメージとは少し離れているハウスメーカーと言ってよいでしょう。目標設定の最初の2年間の数値を見れば、わかるように現時点でのZEH対応度は非常に低いと言えるでしょう。

■住友林業 ZEH普及目標

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

2020年度

5%

13%

30%

40%

51%

 

グリーンスマート

住友林業では『グリーンスマート』としてZEH化の展開を行っています。

『グリーンスマート』特徴は次の6つです。

●太陽光発電
●エネファーム+床暖房
●蓄電池
●HEMS
●全館空調
●V2H

 

 

  


エネフォームの導入と、全館空調が住友林業のZEH仕様の最大の特徴となっています。

 

太陽光発電システム

屋根一体型の太陽光発電

最近では、注文住宅を検討する人のうち約80%が太陽光発電システムの搭載を希望しているとの調査報告もあります。住友林業は以前からの結晶系シリコン太陽電池に加え、新たに銅・インジウム・セレンを主成分とする薄膜系のCIS太陽電池を新たに追加採用しています。更には、それぞれのタイプには、「屋根据置き型」を追加。結晶系シリコンタイプには、瓦屋根との調和・見栄えを重視した「瓦一体型」を新たにラインナップしています。住友林業の検討者の大半がこの「瓦一体型」を好むでしょう。

 

エネファーム

住友林業のエネファーム
家庭用燃料電池「エネファーム」は、ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させ「熱」を作ります。その熱を給湯や暖房に利用します。住友林業の「エネファーム」と太陽光発電システムの組み合わせたダブル発電システムにより、雨や雪などの悪天候の影響を受けずに、「創エネ」ができます。しかし「エネファーム」はイニシャルコルトの高さと、耐用年数の低さに問題があると言われています。

 

家庭用蓄電池システム


住友林業の蓄電池
蓄電池は通常タイプと大容量タイプの2種類用意されています。太陽光発電システムと同一メーカーのシャープ製が通常タイプ4.8kWhタイプです。そしてもう一つが、4R ENERGY(フォーアールエナジー)社製の大容量タイプ12kWhタイプです。共に 電気自動車にも使われている高性能リチウムイオン電池で、4R ENERGY(フォーアールエナジー)社製は一般住宅用としては最大級となる12kWhという大容量蓄電池です。一般的な家庭1日分の電力使用量は約10kWhといわれているので、連続使用した場合でも約24時間ほど使用することができます。
(4R ENERGY(フォーアールエナジー)は日産自動車株式会社と住友商事株式会社により設立された会社です)

 

■V2Hシステム

住友林業のV2H

電気自動車のバッテリーを家庭用の蓄電池として使うことを可能にするのが、V2Hシステムです。「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」の「蓄エネ」の部分を電気自動車ので補います。本来は蓄電池が行う「蓄エネ」を電気自動車のバッテリーで行います。電気自動車のバッテリーは、一般的な家庭用蓄電池の約3倍もの蓄電容量があります。家庭用蓄電池は価格が約200万円前後する一方、電気自動車は約250万円で購入可能なので、コストパフォーマンスで考えると圧倒的に電気自動車に軍配があがります。電気自動車にプラグを繋いでおかないといけないため、見栄えを気にするユーザーが多いという話を聞きます。

 

■HEMS

モニターで太陽光発電システムの発電量や、売買電量、電気使用量などまた、蓄電池の残量をなどをリアルタイムに確認することができます。この消費電力の「見える化」により、電力消費のムダを見つけやすく、毎日の電力使用状況を管理して改善できます。しかし住友林業のHENSに関しては、スタンダードレベルのもので、他のハウスメーカーのオリジナルのHENSと比較すると、かなり見劣りがします。

 

「グリーンスマート」

 

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タマホーム

ZEHの対応が遅れていたタマホームでしたが、2016年4月29日に大人気商品の「大安心の家」シリーズに、ZEH(ゼロ・エネルギーハウス)仕様を追加しました。 ローコス住宅のタマホームのとっては、現在のZEHの標準化の流れは、少し頭の痛いとこです。16年度が5%、17年度が5%と、現状ではZEHへの対応がほとんど手付かず、あるいは対応に手間取っているという状況でしょう。

 

■タマホーム ZEH普及目標

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

2020年度

2%

5%

15%

30%

51%

 

「大安心の家 ZERO」

大安心のZERO

タマホームはZEH補助金に対応した『大安心の家 ZERO』を4月29日に発表しました。主力人気商品の「大安心の家」をベースとし、高断熱化・高効率設備の搭載・太陽光発電の搭載により、ゼロエネルギーを達成します。大安心の家の躯体はそのままに、熱損失が最も大きい開口部の断熱性能を補うことで、低価格と高性能を両立させています。参考価格が太陽光発電 4.5kW を搭載、36坪で、1,660万円(税抜)と、タマホームらしく非常にリーズナブルな価格にまとめています。他のハウスメーカーのZEH仕様の商品と比較して、700万円から1,000万円程度は安く仕上がっています。「大安心の家ZERO」であれば、1,000万円台中盤の価格でZEH仕様の家が建つのです。

 

『大安心の家 ZERO』

タマホームと比較してみよう!!大手ハウスメーカーの資料請求!!

 

 

 

三井ホーム

三井ホームは、三井不動産グループの次世代型都市「柏の葉スマートシティ」で、ZEH(ゼロエネルギー)を目指す実証実験住宅「ミディアス(MIDEAS)」を運営しています。過去2年間の実証実験の結果より、自給自足を可能とするゼロエネルギー住宅(ZEH)を十分上回る能力が備わっているとし、新たな技術を盛り込んで更なる開発を進めていくとしています。

 

■三井ホーム ZEH普及目標

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

2020年度

10%

20%

30%

40%

50%

 

ZEHを30%も上回る オーダーメイド2×4『グリーンズゼロ』

三井ホームは、2016年3月19日に、ZEH対応の住宅商品として「グリーンズゼロ」を発表しました。ZEH基準を大幅に上回る高機能・高価格ZEH住宅です。

 

◆グリーンズゼロの主なZEH設備

■太陽光発電 + スマートスリーブ
■真空トリプルガラス樹脂サッシ
■HEMS
■高断熱浴槽
■LED照明

 

 三井のグリーンズゼロ


 

高断熱でZEH基準を軽々とクリア プレミアムモノコック構造

プレミアムモノコック構造

三井ホーム独自の「プレミアム・モノコック構法(2×6)」に、真空トリプルガラス樹脂サッシを組み合わせ、UA値0.46W/㎡Kを達成しています。これはZEH基準のUA0.6を大幅に上回る数値です。

 

ZEH基準よりも、さらに30%もエネルギー収支削減!!

「プレミアム・モノコック構法(2×6)」の断熱性能と効率性に優れた省エネ設備に加え、高効率な創エネ設備の採用により、ZEH基準に比べ、さらに30%程度のエネルギー収支改善が可能です。
グリーズゼロはZEHを上回る

 

吹き抜けや、ロフトも可能!!  オーダーメードZEH

グリーンズゼロの吹き抜け

他のハウスメーカーのZEH住宅では、エネルギーロスを避けるため、間取りや空間構成に制約が生じがちですが、『グリーンズゼロ』に制約はありません。ロフトや吹き抜け、大開口、大空間も可能です。超高断熱「プレミアム・モノコック構法(2×6)」をベースに、省エネ性能に優れた健康空調システム「スマートブリーズ」と、高効率な創エネ設備をミックスすることで、ほかでは真似のできない自由な空間を実現します。

 

 

 

『グリーンズ ゼロ』

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【2017最新】 ZEH住宅の補助金がかわりました!!

現在、平成29年度のZEH住宅の補助金は上限75万円となっています。28年度の125万円から大幅減額となっています。お気を付けください

 

 

 ↓ ↓

 

 

【2018最新】 ZEH住宅の補助金が増えました!!

 

ZEH』補助金 ⇒ 70万円

 

ZEHプラス』補助金 ⇒ 115万円

 

 

平成30年度(2018年)のZEH住宅の補助金は70万円となりました。また低炭素住宅の追加要件も満たすと、追加で20万円の補助金を受給することができます。合計で90万円となります。

 

更には本年度より、『ZEHプラス』というものが新設されます。上記のZEH基準よりも厳しい審査をクリアすれば、なんと補助金が115万円となります。蓄電池の補助金も上限が45万円となるので、合計で160万円となります。

 

 

 

『ZEHプラス』の厳しい基準とは?

さらなる省エネルギーの実現

●再生可能エネルギーを除く、一次エネルギー消費量の25%以上の削減

 

以下のうち2つ以上を満たすこと

①外皮性能の強化

 

②高度エネルギーマネージメント

 

③電気自動車を活用した自家消費拡大

 

 

 

2016.6.12 投稿

2017.9.9 追記

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