【タマホーム】 高級住宅ブランド「日本の森と家」が商品発表!!

タマホームの子会社『日本の森と家』 本格木造住宅を発表!!

タマホームの高級住宅は板倉工法

タマホームの高級木造住宅は、板倉工法の「コット」シリーズ!!

タマホームの子会社『日本の森と家』が、循環型木造住宅ブランド「コット」を発表

『日本の森と家』プレスリリースより転載

 

タマホームの子会社『日本の森と家』は、循環型木造住宅を展開するブランド名「KOTT」(コット)を発表し、更にブランドサイト https://kott.jp/ をオープンしました。

 


「コット」のロゴデザインは、グラフィックデザイナーの古平正義氏によるもの

 

KOは、木立、木洩れ日などの「木」であり、戸建ての「戸」つまり、「家」のこと。Tという文字は、家に必要な柱と梁を象徴していると同時に、いつも木のことを考え(Think)、木に感謝する(Thank)気持ちを忘れない。という思いを込めたブランド名です。

 

『KURA NINE(クラ ナイン)』
【コンセプト】
構造的に安定した9グリッドの平面形式は、敷地条件や家族の要望など、個別で多様な条件に応じて比率を変えることができます。これを日本の杉をふんだんに使う板倉工法でつくることにより、 住まいと森をつなぎます。

 

 

 

『KURA LOFT(クラ ロフト)』
【コンセプト】
板倉工法を生かしたシンプルで水平方向に広がる回遊型の1階。大きな三角屋根に覆われた垂直方向に伸びる2階。2つの性格が異なる空間が組み合わさることで、快適でメリハリのある暮らしを生み出します。

 

 

株式会社日本の森と家は、森と都市の循環を促す住宅商品の開発と販売をするハウスメーカーです。つくることによって地域や社会とつながることができる家。そして、買って終わりの消費される家ではなく、住んでからも手をかけながら愛着を持って永く住み続けられる家。単なる住宅提供におわるのではなく、森や都市、地域や暮らしの持続につながる大きな循環をつくり、その社会的な意義に寄与するハウスメーカーを目指していきます。2017年より、フランチャイズチェーンにて、KOTTのブランド名、商品を提供していく予定です。

 

2017年1月にKOTTを実際に体感できる宿泊施設を鎌倉にオープン予定です。(予約制)

 

タマホームの高級住宅は、果たして売れるのでしょうか?

タマホームの日本の森と家

タマホームが高級住宅を売る時代!! そんなに景気は良いのか?

自然素材を活かし付加価値の高い『日本の森と家』の「コット」シリーズ

タマホームが今年4月に設立した、高級住宅ブランド『日本の森と家』の初めての商品「KOTT(コット)」シリーズが発表されました。寺社仏閣などに用いられる伝統工法の「板倉工法」を採用します。柱と柱の間に杉板をはめ込んで壁や床などを形作るのが「板倉工法」の大きな特徴です。更には一般的な木造住宅の約2倍の木材を使用します。日本の森と家』の「KOTT(コット)」シリーズでは、柱や梁を露出させ木の質感が味わえるのがポイントです。

 

 「KOTT(コット)」シリーズでは、「KURA―NINE(クラナイン)」「KURA―LOFT(クラロフト)」という2種類の商品を展開します。「KURA―NINE(クラナイン)」は合掌造りのような鋭角の屋根と、淡路島産の黒いぶし瓦や格子戸が特徴です。「KURA―LOFT(クラロフト)」は屋根裏部屋も使えます。「KURA―NINE(クラナイン)」「KURA―LOFT(クラロフト)」ともに、使われる木材は徳島県産の高級杉板などで、四国産が中心となります。更には石敷きの土間や、宮崎県産の火山噴出物の塗り壁「シラス壁」や、熊本県産の畳表いぐさを採用し、付加価値の高い商品となっています。

 

 価格・坪単価は90万〜120万円となっています。「板倉工法」を扱っている工務店などに依頼するよりも、規格化したことで割安で高品質なものが建てられるようになります。

 

 来年の1月には鎌倉市内に「KURA―NINE(クラナイン)」「KURA―LOFT(クラロフト)」の完全予約制の宿泊型体験展示施設を開設する予定です。また、来年6月ごろには東京都立川市に2商品の展示場を開く予定になっています。

 

 

タマホームの高級住宅が売れるかは、トランプ大統領次第???

私は今年の始め、タマホームが高級住宅ブランド設立を見越して動いていることを知りました。その時の感想も「タマホームでは高級住宅は無理ではないのか。難しいのではないのか。それが例え別チャンネルでも。」でした。無理、難しいと言うのはもちろん技術的なことではありません。タマホームの技術では高級住宅は建てることができないと言っているのではありません。販売することが難しいと言っているのです。実はここ数年、ローコスト住宅、安い住宅の売上は伸びていません。2015年度の一戸建て注文住宅は、「大和ハウス工業」や「積水ハウス」「住友林業」など、高価格帯商品を主力とするハウスメーカーの年間受注額が前年比を上回る反面、低価格・ローコストのタマホームは年間受注が約5%減と大きく落ち込みました。アベノミクスの恩恵を受けた高所得層が再増税の前の購入を考える一方で、タマホームがターゲットとする顧客層はアベノミクスの恩恵を受けられずに、買い控えの状況が続きました。ここでも大きく2極化が進んでいます。アメリカではドナルド・トランプ氏が次期大統領に当選して、「トランプノミクス」がいま注目されていますが、「トランプノミクス」の効果で日本の低所得者層を含めた全体の所得アップが実現して、再び住宅バブルが来ないものでしょうか。

 

 

各ハウスメーカーが高級商品を積極的に展開!! タマホームも追随!!

大手ハウスメーカーの動きも、高級化・高額化の傾向を如実に表しています。昨年後半より各ハウスメーカーがこぞって高価格帯の新商品を発表しています。最大手の積水ハウスは、今年の夏に木造住宅「シャーウッド」シリーズの最高級モデル『グラヴィス ステージ』を発売しました。この『グラヴィス ステージ』は坪単価が100万円を超え、一棟単価は一億円を超える想定の高額商品です。大和ハウスもまた、主力の人気商品である「ジーヴォ」シリーズの高級志向を強めています。三井ホームも今年春に、18世紀のフランス上流階級の住宅をイメージした『ヴァンス』を発表しています。こちらも坪単価95万円からと、かなり高額な価格設定となっています。

 

そしてその傾向が一番顕著なのがパナホームです。パナホームは主力の鉄骨住宅「カサート」シリーズに最高級モデル『カサート こだわりの邸宅』という最高級バージョンを追加発表しました。この『カサート こだわりの邸宅』は坪単価が110万円からと、積水ハウスの『グラヴィス ステージ』よりも高い坪単価設定となっています。更には富裕層をターゲットとして今までの概念を打ち破り、木造の高級住宅『アーティム』を今年の夏に発表しています。パナホームは創立以来、鉄骨住宅専業でそのシェアを広げてきましたが、ここに来て「より高額な住宅の需要は、木造にあり!!」と、今まで手を出してこなかった木造の分野に参入してきました。こちらの木造高級住宅『アーティム』は坪単価が130万円からと、目を疑うような価格設定になっています。このように大手ハウスメーカーが揃って高級路線にシフトするなか、タマホームもまた、同じように『日本の森と家』で高級路線へと舵をきりました。

 

 

タマホームが挑む「板倉工法」の関連動画

■木の住まい・板倉の家

「板倉工法」が詳しく説明されています。柱と柱の間にはめ込む板倉が一枚の板ではなく、合板上にされています。タマホームもこのような方式を取るのではないでしょうか。耐火性能に関しては、実大実験を行い国土交通省の認定を取得しています。柱や土台に使われている部材に、割れやヒビがあるのが目立ちます。

 

 

■国産材で板倉工法の家を建てる

少し短い動画ですが、梁のスパンが短く、太い部材を使用しているのわかります。また、柱の間に杉板をは落とし込む「板倉工法」独特の作業工程がよくわかります。使われる木材の量は一般的な木造住宅の2倍だそうです。

 

 

タマホーム「日本の森と家」が採用する『シラス壁』とは?

今回発表の「コット」シリーズは、宮崎県産の火山噴出物「シラス」の塗り壁「シラス壁」を採用するようです。「シラス壁」は【珪藻土を超える健康建材 シラス壁】とも言われ、住宅に健康志向を求めるユーザーから大きな注目を集めています。原料となるものは、約2万3千年前に火山の大噴火で噴出したマグマが、冷えて固まり地中に体積したものです。漆喰や珪藻土が自然素材の内装材として認知されるようになりましたが、それらよりもより健康的な効果が高いということで「シラス壁」は、最近では非常に人気が高くなっています。消臭効果や調湿効果が高く、天然素材100%なのでホルムアルデヒドの発生も全くなく、シックハウス症候群の心配もありません。

 

■シラス壁(中霧島壁) 施工編

「シラス壁」の施工作業のイメージ動画です。

 

 

■高千穂シラスのシラス壁 解説ムービー

100%自然素材の「シラス壁」は除湿や消臭効果が高いようです。エアコンや除湿機、空気清浄などがあまり必要ないようで、「エコ」でもありますね。

 

 

■高千穂シラスのシラス壁 解説ムービー ~プロユーザー編~

100%自然素材なので健康的で、かつランニングコストがあまりかからないのが良いですね。ホルムアルデヒドが発生しないので、嫌な新築臭や目がチカチカしたりすることが無いようです。アレルギーがある方や敏感な方、小さなお子様には最適です。

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