失敗しないハウスメーカーの選び方【2023~2024】

施工会社・ハウスメーカーの選び方

施工の選び方

失敗しないハウスメーカーの選び方

注文住宅は何を重視して建てますか?

 

躯体構造、性能、工法、デザイン、間取り、アフターフォロー、設計士のレイ案力、営業マンの力量など、人によって決める基準はいろいろあるでしょう。当然ですが全ての希望が叶うことに越したことはありません。しかし、それはかなり難しい話です。

 

ハウスメーカーには、それぞれ得意・不得意があるので、すべての希望を満たすことは難しいのが現実です。注文住宅を建てる上で最も重要なのは、どこのハウスメーカーに依頼するかです。

 

 

平成31年の国土交通省の調査によると、住宅会社は全国に24万社あります。理想の家づくりが実現するか否かのポイント、どのハウスメーカーを選ぶかに左右されるといっても過言ではありません。それぞれ備えている技術も実績もちがうからです。

 

特に、技術力が低いと、高い費用を支払っても、詳細に希望を伝えても、希望の家を建てられる可能性は極めて低くなりますので注意が必要です。

 

間取りや外観、坪数など目に見えるものであれば、求める家に似せることはできます。しかし、耐久性や防水性などの機能面や壁材、床材などの仕上がりはまったく異なってしまうのです。

 

 

 

 

ハウスメーカー選びのポイント

ハウスメーカーを選ぶ際、どのポイントに注意すべきかについてお話しします。家を建てる際、適切な選択をすることは非常に重要です。最近の住宅業界は急速に変化しており、適切なハウスメーカーの選択がますます重要になっています。

 

1. 提案力

現代の家づくりには、時代に合った提案が必要です。断熱性や気密性能など、家の性能についても適切な提案が求められます。選ぶべきは、提案力のあるハウスメーカーです。

2. リテラシー

ハウスメーカーの担当者のリテラシーも大切です。担当者の知識や情報収集能力が低いと、家の品質に影響します。アンテナの高い担当者は、最新の情報をキャッチし、クオリティの高い家を提案できます。

3. 個人営業 vs. 組織営業

個人営業のハウスメーカーでは、担当者の成績に依存することが多いため、競合他社を潰すための小手先の営業に走ることがあります。組織的なアプローチを重視するハウスメーカーを選ぶと、より客観的な提案が期待できます。

4. 家づくりの思い

家づくりには思いが重要です。ハウスメーカーによっては、同じ材料でも異なる家ができ上がることがあります。設計担当者や営業担当者の思いが家のクオリティに影響を与えます。したがって、担当者の家づくりの思いに共感できるかどうかも考慮すべきです。

 

 

希望の家づくりを実現するハウスメーカー選び

ハウスメーカーには、以下のような利点を備えた会社があります。

  • 費用が安いのが強みの会社
  • 耐久年数が長いのが強みの会社
  • 木造建築を得意としている会社
  • 高機能を備えたエコな住宅を提案する会社
  • 現代的な家づくりが得意な会社

 

上記のようなハウスメーカーや工務店の強みと、あなた自身が求めている家づくりの条件がマッチしたハウスメーカー・工務店に依頼するのが、家づくりのベストな選択なのです。

 

しかし、気をつけなければならないのは、見積もり額で依頼先を決めないことです。

 

もし、見積もり金額だけで依頼するハウスメーカー・工務店を決めてしまうと、以下のようなトラブルに巻き込まれてしまう恐れがあるからです。

 

  • 工事をする職人の仕事の質が低い。
  • 追加料金が発生する。
  • 間取りプランに限りがある。

 

ハウスメーカー・工務店は、受注を取るためにお客さんの要望に少しでも応えようと、できる風なことを言ってくることが多々あります。本当は苦手としている工事に「できます」と言われてしまっては、欠陥住宅になるのがオチです。さらに、多くのハウスメーカー・工務店では、質問されたことだけに答え、会社にとって不都合なことや余計なことは基本的に話してくれないので注意が必要です。

 

以上の項目を踏まえて、満足のいく家づくりを実現するためには、下記のようなハウスメーカーを選ぶのがおすすめです。

 

  • 打ち合わせをスムーズに進められる。
  • 過去の施工事例から合ったプランを提案してくれる。
  • 費用を抑える提案をしてくれる。
  • 追加料金がとられることがない。

 

これらの利点を備えた住宅会社を見つけるためにやるべきこと

 

上記のような利点を備えたハウスメーカーに依頼するには、相見積もりが必要不可欠です。

 

家の見積もり

 

数千万円という大金を支払いますので、最低でも3~5社から見積もりをとって比較することを強くおすすめします。

 

間取り、仕様、壁材や床材、工法、オプション、土地の条件など様々な要素について打ち合わせを行い、図面を作成してもらったら、各社の図面を比較して慎重に検討していきましょう。費用や金額だけを比較するのではなく、実際に建てられる家の姿を鮮明にイメージしながら検討できるかがポイントです。複数のハウスメーカーや工務店のカタログ資料で過去の施工事例をチェックすると、よりイメージが明確になり、あなたが求めている注文住宅を実現できる可能性が高まります。

 

そこで最も有効なのは、インターネット上で見積もりと資料を一括請求できるサービスを利用することです。

 

希望する注文住宅に関して、所要時間3分ほどの簡単な入力をするだけで、厳しい国家基準をクリアした信頼実績のある優良ハウスメーカー・工務店から一括で資料と見積もりがとれます。各社がどんな住宅を建てているのか、下調べで利用するのも賢い選択でしょう。

 

 

しつこい営業電話がくることもありません。

 

無料のサービスですので、これから注文住宅を建てる、計画を始める場合はぜひ利用してみてください。

 

 
 
 

 

 

注文住宅を建てる際のポイント

 

新しい家を建てることは、多くの人にとって一生に一度の大きな投資です。そのため、家づくりにおいては慎重に計画し、重要なポイントを押さえておくことが不可欠です。以下では、初心者向けに、注文住宅を建てる際に押さえておくべきポイントを紹介します。

 

外見だけでなく内部も重要

最近では、SNSやYouTube、Instagram、Pinterestなどでオシャレな家が多く紹介されており、外見だけに魅力を感じる人も増えています。しかし、見た目だけが良くても中身が伴っていない、いわゆる「デザイナーズスカスカ住宅」が増えていると感じることもあります。しかし、家づくりの基本は、見た目だけでなく、頑丈で健康的に生活できる住まいを作ることです。外見は重要ですが、中身が大切です。

 

高気密高断熱化がポイント

ハウスメーカーの選択肢が多い中、高気密高断熱化は注文住宅の基本です。断熱性能を高めることで、真冬の寒さや真夏の暑さから室内を守ります。具体的には、北海道仕様や東北仕様の住宅を選び、断熱性を確保しましょう。このポイントは今後の住宅性能向上にも関連しており、無視できません。最初のポイントとして、高気密高断熱化が挙げられます。ハウスメーカーは耐震性や耐火性など、さまざまな面で高い性能を持っていますが、断熱気密性に関してはそれほど強くないことがあります。特に、2022年10月から施行される断熱基準の引き上げを考えると、断熱気密性を高める対策が必要です。具体的には、北海道仕様や東北仕様の家を建てることが一つの方法です。これにより、断熱性を高め、快適な住環境を実現できます。

 

窓の強化と無垢床を採用する

床暖房を導入することは快適ですが、高い導入費用がかかります。床が冷たく感じる原因の一つが窓です。窓周辺の空気が冷やされることで、床の冷たさが増します。窓を強化し、樹脂サッシを選ぶことで、この問題を解消できます。また、無垢床を採用すると、床が暖かく感じやすくなります。ただし、木材の種類にも注意が必要で、長杉やヒノキがおすすめです。床暖房を導入することは快適な暖房方法ですが、導入費用が高いことがあります。しかし、床が冷たくなる原因を窓の強化と無垢床の採用で解消することができれば、床暖房の必要性が減少します。窓の強化には、樹脂サッシやトリプルガラスの使用がおすすめです。また、無垢床は複合フローリングよりも熱伝導率が高いため、温かさを感じやすくなります。ただし、木材の種類にも注意が必要で、杉やヒノキがおすすめです。

 

日射遮蔽と日射取得に配慮する

太陽の光を効果的に制御することも重要です。遮蔽装置や窓の設計を工夫することで、室内の温度を適切に保ち、快適な環境を作り出せます。日射取得を考慮して、家の配置や窓の向きを検討しましょう。。太陽の光を適切に遮ることで、室内の温度を調節できます。適切な窓の配置や日射遮蔽装置の設置など、日射をコントロールする工夫が大切です。これにより、快適な室内環境を維持できます。

 

 

新しい家を建てる際には、見た目だけでなく、内部の快適性や健康性を重視することが大切です。高気密高断熱化、窓の強化、無垢床の採用、日射遮蔽と日射取得に配慮することで、理想の住まいを実現できます。家づくりは一生の買い物であり、慎重に計画することが重要です。建築会社や設計士とよく相談し、自分に合った住まいを実現しましょう。

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ハウスメーカーの工法・構造

 

日本にはとてもたくさんのハウスメーカーがあります。小さな地方のハウスメーカーを含めれば、2,000社以上もあると言われています。そしてそのハウスメーカーが採用する工法や構造も多種多様なのです。特に大手のハウスメーカーは、独自の技術でオリジナリティーの高い住宅を展開しています。ここではハウスメーカーが採用する主な工法・構造をご紹介しています。

 

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目次:ハウスメーカーの工法・構造

●木造軸組み方法
●ツーバイフォー工法
●鉄筋コンクリート造
●ラーメン構造
●壁式構造
●鉄骨造
●重量鉄骨
●軽量鉄骨

 

 

【木造軸組み工法】 ローコスト住宅で多く採用

日本の住宅では最も一般的な戸建ての建築工法です。土台、柱、梁と組み上げて、建物の骨組みがつくられます。特徴は筋交いという斜め材をいれた壁をバランスよく配置することで、地震や風圧に耐えるように考えられた点です。間取りの自由度が非常に高いので、開放的な空間にも、プライバシーを重視し閉じた空間にも幅広く柔軟に対応できます。壁は一般的に、和室は真壁、洋室は大壁でつくることが多くなっています。また、比較的、増改築・リフォームしやすい構法といえるでしょう。

 

土台と柱、柱と梁など、2以上の部材を角度をつけて接合したものを仕口、長手方向に部材の長さを増すために、そのまま接今したものを継手といいます。筋かいの端部や柱の仕口、継手の方法は具体的に建築基準法により定められ、主に特殊な金物で補強されるようになりました。多くのハウスメーカー、工務店で独自の金物を使っています。しかし注意したいのは、木材が十分に乾燥していなければ、補強しても十分な効果は怪しいということです。木は乾燥すると収縮します。これを「木が痩せる」といいますが、たとえば特殊な専用金物をボルトで締めた後に木が痩せてしまえば、金物と木の間に隙間が生じます。そうすると時間が経過すればボルトが緩んでしまいます。あとから締め直すことは事実上不可能ので、十分に乾燥した材を使用しているかの確認が必要です。

 

昔は複雑な仕口の加工には大工の熟練技術が必要でしたが、最近ではプレカット加工といい、コンピュータ制御により機械で加工する専門の工場に依頼することが多くなりました。技術の発展で、今では熟練した職人の加工よりも、プレカット加工のほうが正確だと言われています。

 

■木造軸組み工法のハウスメーカー

・積水ハウス

・ダイワハウス

・タマホーム

・アイフルホーム

・アエラホーム

・日本ハウスHD

・ユニバーサルホーム

・富士住建

・クレバリーホーム(2×4工法併用)

・エースホーム

・アイダ設計

・フィアスホーム(パネル工法併用)

・アキュラホーム

・ヤマダ・ウッドハウス(パネル工法併用)

 

 

【ツーバイフォー(2×4)工法】 鉄骨住宅並みの強度と耐震性

この工法は、同じ「木造」でも、木造軸組み工法や伝統構法とはまったく異なる仕組みをもっています。その名の通り、公称2×4インチ、2×6インチ等の断面寸法の木材を主に使用して家の構造をつくり、その枠に構造用合板を釘打ちして「パネル」化します。このパネルを用いて、大きな箱をつくるように躯体を組み立てるもので、枠組壁工法とも呼ばれています。このパネルが耐力壁となり、建物全体にバランスよく配置することで、地震や風圧、屋根や床の荷重に耐えるようになっています。この辺りは、在来木造軸組み工法における筋かいの考え方に似ているところです。しかし、在来構法のように複雑な仕口の加工がなく、部材を特殊な釘打ちで接合するため施工がしやすく、工期も短くてすみます。

 

 

なお、増改築やリフォームについては、耐力壁の量やバランスを考慮する必要があるので、在来構法に比べ対応が難しいといえるでしょう。将来的に増改築の可能性がある場合は、あらかじめ設計者や施工者に相談し、ある程度考慮した設計にしてもらう必要があるでしょう。

 

■ツーバイフォー工法・ツーバイシックス工法のハウスメーカー

三井ホーム ツーバイシックス工法
セキスイハイム ツーバイシックス工法
三菱地所ホーム ツーバイフォー工法
東急ホームズ ツーバイシックス工法・ツーバイフォー工法
セルコホーム ツーバイシックス工法・ツーバイフォー工法
住友不動産 ツーバイシックス工法・ツーバイフォー工法
メープルホームズ ツーバイフォー工法
ウィザースホーム ツーバイシックス工法

 

 

【鉄筋コンクリート造】 最も強靭・頑丈だが最も高価

鉄筋とセメントト砂・砂利からできているコンクリートで躯体を形成しています。鉄筋は「引っ張る力」に強く、コンクリートは「圧縮力」に強いという性質をもっているので、その両方の特性をうまく組み合わせ、建物にかかる力に耐えるように考えられた非常に強靭な構造です。この構造は、専門の構造設計が必要ですが、耐震性にも、耐火性にも優れています。木造住宅や鉄骨住宅ト比べると、その耐震性と耐火性は秀でています。

 

 

 

施工は、工事現場で鉄筋を組んで型枠を設置し、そこにコンクリートを流し込むみ形成します。打設の仕方や気候条件などにより品質が左右されるので、その点は注意が必要です。施工の良否が建物の強度に影響をあたえることがあるので、施工管理が極めて重要だといえます。また、コンクリートは、打設から硬化して強度がでるまでに日数がかかるので、養生期間・工期には十分余裕をみておきましょう。

 

『ラーメン構造』鉄筋コンクリート造

ラーメン構造とは、ドイツ語で、「枠」を意味します。柱と梁からなる構造で、それらが地震の揺れや風圧、床や屋根の荷重に耐える構造になっています。眺望や風通し、採光などのために大きな開口部を設けることが可能で、問仕切りも自由に設けることができるというメリットがあります。一方、デメリットとしては、柱や梁が大きいくなるので、室内に露出し、居室空間に影響をあたえる場合があります。

 

『壁式構造』鉄筋コンクリート造

荷重を壁が支えるように考えられたコンクリート構造です。柱がないのが大きな特徴です。柱がないので間取りを自由に考えられますが、壁の量によって建物を支えているので、あまり大きな室内空間にはできません。増改築時の間仕切りの変更も限られているので、リフォーム時の大胆な間取り変更には不向きです。

 

 

 

 

【鉄骨造】 高い耐震性で人気を集める

 

●重量鉄骨造

躯体構造に使われる鋼材は、製鉄メーカーで品質管理されたJIS規格品で、強度や性能も均一で安定しています。建築用鋼材は、おおまかに形鋼・鋼管・鋼板の3つに分類できますが、最近の2〜3階建ての住宅では、柱に角形鋼管、梁には形鋼を使うハウスメーカーが多くなっています。これらの鋼材は、設計図にあわせて長さや仕口を工場で加工します。そして、基礎ができあがったところで、現場に加工した鋼材を搬人し、組み上げます。

 

この構造も専門の建築構造設計が必要ですが、木造に比べて柱と柱の間隔を大きくとることができるので、開放的な広々とした大きな空間が可能で、間仕切りもほぼ自由に設けられます。増改築・リフォームも、柱・梁を動かさなければ比較的楽に行えます。また、鉄筋コンクリート造に比べて工場製作の割合が高いので、工期も比較的短縮できます。

 

なお、鉄骨を現場でくみ上げる際、クレーンなどの大型機械を使用するため、前面道路が狭い敷地や路地状敷地では建築できないケースもあります。ハウスメーカーでは主に3階以上の住宅に採用されています。

 

●軽量鉄骨造

躯体構造に使用される鋼材が、重量鉄骨造とは形状も厚さも異なります。木造と重量鉄骨造の中問的な構造で、小規模の建物や、ハウスメーカーの2階建て鉄骨系プレハブ住宅に多く採用されています。こちらも重量鉄骨同様にクレーンによる棟上げが必要な場合もあります。

 

■鉄骨住宅のハウスメーカー

積水ハウス 鉄骨軸組構造
ダイワハウス 鉄骨軸組構造
セキスイハイム ボックスラーメン構造
パナホーム 鉄骨軸組構造
ミサワホーム ボックスラーメン構造
トヨタホーム 鉄骨軸組構造・ボックスラーメン構造
サンヨーホームズ 鉄骨軸組構造

 

 

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