【ヘーベルハウス】 都市型住宅 発泡コンクリート ロングライフ住宅

『ヘーベルハウス』 ロングライフ住宅 気になる坪単価

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「ヘーベルハウス」は旭化成ホームズという住宅会社のブランド名です。しかし現在では本来の会社名「旭化成ホームズ」よりも「ヘーベルハウス」の方が馴染み深いと言えるでしょう。戸建住宅では鉄骨構造(重量鉄骨)を得意とし、断熱や耐火、耐震など住宅の機能や構造を重視したデザインとなっています。

 

ヘーベルハウスの二世帯住宅

化成ホームズ「ヘーベルハウス」公式HPより

 

 

ヘーベルハウス【2024 年版徹底解説】

ヘーベルハウスに焦点を当て、会社の概要と特徴、そしておすすめの仕様と注意事項について詳しく説明します。ヘーベルハウスを選ぶ際に知っておくべき情報を提供しますので、住宅を建てる予定の方はぜひ最後までご覧ください。

 

ヘーベルハウスの歴史

ヘーベルハウスは1972年に誕生したハウスメーカーです。その成り立ちは、日本の大都市が住宅不足に悩む1960年代にさかのぼります。当時、旭化成はALC(計量気泡コンクリート)という建材を導入し、それを活用してヘーベルハウスを誕生させました。ヘーベルハウスは、その後、二世帯住宅という革新的な住宅形態を提案し、住宅業界に革命をもたらしました。

 

また、1993年にはALCを用いたCMが放送され、その耐久性と頑丈さをアピール。これにより、ヘーベルハウスは多くの人々に認知されました。現在でもヘーベルハウスの住宅展示場には象のバルーンが設置されており、そのCMの影響が続いています。

 

会社概要

ヘーベルハウスは1960年代の日本の住宅不足に対処するために誕生しました。ALC(軽量気泡コンクリート)という建材を導入し、革新的な二世帯住宅の建築を提案しました。このアイデアは当時画期的で、今でも一般的な住宅形態として利用されています。

 

ヘーベルハウスの特徴

ヘーベルハウスは、その特徴的な性能とデザインにより、多くの支持を受けています。まず、ヘーベル版と呼ばれる外壁素材は、コンクリートに空気を入れることで軽量化され、耐火性に優れています。これにより、建物の耐久性が向上し、美術館や重要文化財の保存施設などでも使用されています。また、ヘーベルハウスのオーナーは「ヘーベリアン」と呼ばれ、その強靭な鉄骨構造により、高い耐震性を実現しています。

鉄骨住宅の選択肢

ヘーベルハウスは、鉄骨住宅を提供するメーカーとして、3つの異なる作り方を選択肢として提供しています。まず、ハイパワード精神ALC構造は、柱の鉄の厚みが3.2mmと軽量鉄骨構造と呼ばれる作り方で、地震の揺れを吸収するダンパーを組み合わせることで、高い耐震性を実現しています。また、銃鉄精神システムラーメン構造は、柱の鉄の厚みが9mmと非常に分厚く、大空間を実現するために適しています。そして、2022年に登場した新商品「ラティウスRD」は、充実の耐震性と大空間を組み合わせた2階建て専用の重量鉄骨住宅として、新たな選択肢を提供しています。

間取りの自由度

ヘーベルハウスの魅力の一つは、間取りの自由度の高さです。屋上の大空間や、1階を一段下げたダウンフロア、オーバーハングビルトインガレージなど、さまざまな提案が可能です。特に人気なのが「空の間」という間取りで、これにより、屋外の風景を楽しむことができます。さらに、2階リビングの提案が強力であり、南側にLDKを配置することで、日当たりを最大限に活かすことができます。

ヘーベルハウスの都市住宅

ヘーベルハウスは、都市圏での住宅に特化し、その魅力的な特徴が多くの人々に支持されています。特に、外壁素材の「ヘーベル版」は、軽量かつ耐火性に優れ、建物の耐久性を高めます。鉄骨構造により、高い耐震性も実現しており、都市部の安心・安全な住まいとして高く評価されています。

 

商品ラインアップ

ヘーベルハウスの商品ラインアップには、キュービックや新大地フレックスなど多くの選択肢があります。最初から特定のプランに縛られず、自由にカスタマイズできるのが特徴です。また、ヘーベルハウスは軽量と重量の2つの鉄骨住宅を提供しており、重量鉄骨を軽量鉄骨と同じ価格で採用できるメーカーとして珍しい存在です。

 

 

ヘーベルハウスのメリット

ヘーベルハウスを選ぶ際のメリットについて、以下の3つのポイントをご紹介します。

1. 医療関係者が選ぶ安心の住まい

ヘーベルハウスは、医療関係者に好まれる住まいとして知られています。その理由は、ヘーベルハウスが地震に強い構造を持っているからです。首都直下型地震が予測される中、ヘーベルハウスは地震に強く、火災から身を守るシェルターのような存在として評価されています。医療関係者は、自分自身が動ける状態を確保することが大切であり、そのためにも安心な住まいを求める傾向があります。都心部で地震に備えた家づくりを検討するなら、ヘーベルハウスは一考の価値があるでしょう。

2. 軽量鉄骨と重量鉄骨の価格差がほぼない

ヘーベルハウスでは、軽量鉄骨と重量鉄骨の価格差がほぼないという特徴があります。具体的には、35坪程度の家を建てる場合、どちらの骨組みを選んでもほぼ同じ金額で建築できます。さらに、35坪以上の大規模な家づくりでは、重量鉄骨の方が安くなることが確実です。ただし、担当者によってこの価格差について正確な情報を提供できない場合があるため、注意が必要です。ヘーベルハウスを選ぶ際には、担当者としっかりと相談し、最適な選択肢を探ることが重要です。

3. 優秀な営業マンが多い

ヘーベルハウスには、他のメーカーに比べて優秀な営業マンが多いという印象があります。営業マンたちは、顧客に最適な提案をするために新しい情報やアイデアを積極的に取り入れており、お客様にとって魅力的な提案をする傾向があります。例えば、最近では無垢床を提案するヘーベルハウスの営業マンが現れ、これまでのイメージを覆す提案を行っています。ヘーベルハウスは、その斬新な提案でお客様を喜ばせることができるメーカーとして評価されています。ただし、全ての営業マンが優秀なわけではないため、担当者選びも大切です。

 

ヘーベルハウスのデメリット

ヘーベルハウスを選ぶ際に考慮すべきデメリットについても、以下の3つのポイントをご紹介します。

1. 勘違いされやすい

ヘーベルハウスについて、一部で誤解が生じやすいことがあります。特に、ネット上では誤った情報やネガティブな意見が広まっており、正しい情報を見極める必要があります。例えば、寒冷地に弱いとされているヘーベル板について、実際の営業エリアや性能を理解することが重要です。ネットの情報に惑わされず、営業マンに相談しましょう。

2. 高額なメンテナンス費用がかかる

ヘーベルハウスのメンテナンスには高額な費用がかかることがあります。特に、ヘーベルテラスのメンテナンスには約400万円かかることが一般的です。これは、ヘーベルハウス全般に共通する課題です。ヘーベルハウスを選ぶ際には、将来的なメンテナンス費用を考慮に入れ、予算を検討する必要があります。

3. 建築実績にばらつきがある

ヘーベルハウスの建築実績にはばらつきがあります。一部の施工事例では問題が発生し、不満を持つ顧客も存在します。建築実績を確認する際には、信頼性の高い情報源や口コミを参考にすることが大切です。また、施工監理の徹底や、契約時の細かい条件を確認することで、トラブルを避けることができます。

 

ALC(ヘーベル版)の特徴

ヘーベルハウスの最大の特徴は、ALC(ヘーベル版)を使用していることです。ALCは断熱性能が高く、調湿機能や軽量性、耐久性、耐火性など多くの優れた特徴を持っています。これにより、ヘーベルハウスの建物は高い品質を保ちつつ、安定した価格を提供することができます。ヘーベルハウスの最大の特徴は、外壁や床に使用されるALC(計量気泡コンクリート)です。ALCは多くの優れた特性を持っており、以下がその主な特徴です。

  • 比重0.6と非常に軽く、耐久性が460年以上と長寿命。
  • 低乾燥収縮率で、寸法の安定性を保ち、ひび割れを予防。
  • 独立気泡が外部の騒音を70デシベルから30デシベル程度に抑制。
  • 断熱性能が一般的なコンクリートの約10倍
  • 調湿機能を持ち、室内の湿度を調整
  • 軽量で、建物への負荷を軽減
  • 60年以上の耐久性
  • 高温耐火性
  • 安定した物質で価格変動が少ない

これらの特性を活かして、ヘーベルハウスは安定した品質の住宅を提供しています。ただし、ALCにはいくつかのネガティブな意見も存在します。それについても詳しく説明します。

 

ALCのネガティブな意見

ALCに関して、いくつかのネガティブな意見があります。主なものは以下の通りです。

寒冷地に弱い

給水性があるため外壁に吹雪が積もる

水を吸って凍らせると内部破壊が起きる

ただし、ヘーベルハウスが寒冷地に営業していないことからもわかるように、寒冷地に弱いという主張はあまり当てはまりません。ヘーベルハウスはドミナント戦略を用いて営業エリアを絞っており、これは寒冷地に特化した戦略ではないからです。そのため、北海道を含む寒冷地域においてもヘーベルハウスの建物は安心して建てることができます。

 

ALCに関する誤解

一部でALCに関する懸念が挙がっていますが、これについて誤解を解きましょう。まず、ヘーベルハウスは寒冷地に弱いとされていますが、実際には寒冷地にも建築されています。営業エリアを絞ることで、地域に特化した建物を提供しています。また、ALCには給水性があるという誤解もありますが、ヘーベルハウスは外壁の設計に注意を払っています。さらに、水を吸って凍らせることでライブ破壊が起きるという懸念もありますが、実際には建築時の適切な処理により、この問題を回避できます。

 

寒冷地でのヘーベルハウス

一部でヘーベルハウスが寒冷地には向いていないとの意見が広まっていますが、その真相はどうなのでしょうか? 実際にヘーベルハウスは東北以北での営業展開をしていないことが多いです。これは、ヘーベルハウスが地域を絞った戦略を取っているからです。ヘーベルハウスの理念は「all for long life」であり、長寿命な住宅を提供することを目指しています。そのため、営業エリアを絞り、そのエリア内でサービスの提供を行っています。寒冷地には他の競合メーカーも存在し、ヘーベルハウスは地域を選んで集中的にサービスを提供しています。

 

具体的な例として、北海道旭川市にある「ヘーベル通り」の建物が挙げられます。この建物はヘーベルハウスの建築物ですが、ヘーベルハウスとは呼ばれていません。なぜなら、営業所がない地域で建てられたため、ヘーベルハウスの無料点検などのサービスが提供できないからです。

 

最新の取り組み:断熱材の厚みと天井の高さ

今回のヘーベルハウスについての最新情報では、従来のモデルと比べて断熱材の厚みが増し、天井の高さが向上している点が最大の注目ポイントです。また、新商品の「ラティウスα」や「ヘーベル版の新宿」など、魅力的なラインナップも紹介されています。設備の選択肢やオプションの金額、保証内容まで幅広くカバーされた情報を提供することで、ヘーベルハウスの魅力が一層伝わるでしょう。

 

 

【2023年へーベルハウス総評】

ヘーベルハウスはALCを活用した優れた住宅を提供するハウスメーカーです。その歴史と特徴を理解し、ネガティブな意見にも注意しながら、信頼性のある住宅を建てるための情報を得ることが大切です。住宅を建てる際には、ヘーベルハウスを含む複数のハウスメーカーを比較検討し、自身に合った選択を行いましょう。

 

 

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ヘーベルハウス 都市型住宅のパイオニア企業

鉄骨系住宅メーカーは軽量鉄骨を採用している場合が多いのに対し、ヘーベルハウスでは重量鉄骨を採用していることで地震耐力が高いことが大きな特徴です。そのため長期間の保障(ロングライフ住宅)を実現しています。「ロングライフ」をキーワードに掲げた長寿住宅が最大の特徴です。また、三階建て住宅、二世帯住宅など多彩な提案力なども顧客に受け入れられています。ヘーベルとは耐震性・耐火性・断熱性・遮音性・調湿性に優れた軽量気泡コンクリート(ACL)のことです。これはもともと北欧で開発されたコンクリートなのです。高温高圧の窯で作ることで、軽量でありながらも高い強度と耐久性を備えた優れたコンクリートと言われています。さらには地震対策に関しては独自の制震装置を搭載し、他社を圧倒しています。ロングライフ住宅を売りにしているだけあって、アフターサービスにも定評があります。

へーベルHP

へーベルハウス公式HP

 

このように、耐震性や長期保証など機能面、性能面に力をいれていて、理論的な機能を重視することから、男性からの支持が非常に高いのが特徴です。また、三階建てや二世帯住宅、都市の狭小土地向けの細長い住宅など、生活スタイルに合わせた提案も得意としています。

会社名 旭化成ホームズ株式会社
設立日 1972年11月
本社所在地 東京都新宿区西新宿二丁目3番1号
事業内容 注文住宅事業、賃貸住宅事業、マンション事業、リフォーム事業など
売上高 4,862億円
年間着工数 6,910件
坪単価 65~90万円  (2階建て住宅)
営業エリア  関東、東海、関西、山陽の一部、九州北部
公式サイト https://www.asahi-kasei.co.jp/
主な関連会社

旭化成、旭化成不動産レジデンス、旭化成リフォーム
旭化成モーゲージ、旭化成住宅建設など

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■主な商品ラインナップ

種別 商品名 構造 主な技術
軽量鉄骨

キュービック(平屋根系)
新大地(勾配屋根系)

鉄骨軸組パイプフレーム構造
ハイパワード制震ALC構造

制震フレーム
「ハイパワードクロス」

 

「剛床システム」

 

「ロッキング工法」

重量鉄骨 フレックス(2~4階建て) 重量鉄骨・システムラーメン構造

オイルダンパー制震システム
「サイレス」

 

「剛床システム」

ヘーベルハウスは言わずと知れたヘーベル板(ALC、発泡コンクリート)と鉄骨で構成される、大変頑丈な家が特徴です。「ロングライフ住宅」を掲げて住宅の基本構造を大切に、長寿命住宅を実現しています。その反面、価格が高いことが大きなネックと言えるでしょう。

 

 

ヘーベルハウスの価格・実勢坪単価

キュービック 軽量鉄骨軸組構造 70~90万円
新大地 軽量鉄骨軸組構造 65~85万円
フレックス(2~4階建て) 重量鉄骨システム・ラーメン構造 75~105万円
フレックス ゲンブ(3階建て) 重量鉄骨システム・ラーメン構造 70~85万円
テラクラフト(3階建て) 重量鉄骨システム・ラーメン構造 70~85万円

※ここでご紹介している「実勢坪単価」は、サイト運営者が個人的に調べてまとめたものです。ヘーベルハウスが公式に発表しているものではありません。間取りや設備・仕様によっては、坪単価は大きく異なります。あくまでも「おおよその目安」としてお考え下さい。注文住宅の坪単価はその間取りや仕様、設備などによって大きく異なります。

 

 

■そのほかの鉄骨系ハウスメーカー

【積水ハウス】   

軽量鉄骨軸組構造

【セキスイハイム】 

軽量鉄骨ユニット工法 

ボックス・ラーメン構造

【ダイワハウス】  

鉄骨軸組構造

【パナソニックホームズ】   

軽量鉄骨軸組構造

【トヨタホーム】  

軽量鉄骨ユニット工法 

ボックス・ラーメン構造

軽量鉄骨鉄骨軸組構造

 

 

ヘーベルハウスについて知っておきたいポイント

都市型住宅のパイオニア

ヘーベルハウスの特徴の一つに「全国展開していない」ことが挙げられます。これはヘーベルハウスが都市型住宅に特化しているハウスメーカーだと言うことを表しています。営業エリアも大都市圏に集中しています。都市部における住まいづくりについては非常に高度なノウハウを持っているハウスメーカーであると言えます。都市部においては、貴重な敷地を有効に活用したいというニーズが高かく、それに対して二世帯住宅や三階建て住宅、賃貸併用などといった提案を数多く行っています。都市型住宅の代名詞といえば「二世帯住宅」。その言葉を最初に考案し、1972年に商品化したのがヘーベルハウスです。

 

ロングライフ住宅 長寿住宅

ヘーベルハウスは「ロングライフ」をキーワードに掲げた長寿住宅が最大の特徴です。「ロングライフ住宅」これは、20年~30年で建て替えられるという従来の我が国の住宅のあり方から、60年~100年にわたって住み続けられる住宅づくりを行うということを目指したものです。住宅業界の中でいち早く住宅の長寿命化に取り組み、長期保証制度の導入などソフトの部分の充実も図ってきました。それらのベースに都市型住宅を中心に大きな存在感を示しています。近年は、都市部であっても環境との調和を図った住まいづくりに注力しています。

 

 

坪単価は高額でも30年間メンテ無料

業界随一の頑丈な家として定評のヘーベルハウス。もちろんお値段も積水ハウスや、住友林業並みです。坪単価目安は80万~90万で業界トップクラスです。そのかわりに独自の「60年点検システム」により入居後30年間はメンテナンス費が無料なのです。その後も有料ながら定期的にメンテナンスを行うことで、基本性能と資産価値を60年先までキープするサポート体制が用意されています。最初は高くても、長い目で見ればコストパフォーマンスに優れたハウスメーカーと言えるでしょう。

 

 

 

住宅業界一筋30年 プロが教えるアドバイス

寒さでヘーベル板が割れる

ヘーベルハウスは寒い地域に支店がありません。その理由はヘーベルハウスの家は寒い気候に向かないからです。自慢の耐震性・耐火性・断熱性・遮音性・調湿性に優れたへーベル板(軽量発泡コンクリート)は、凍害に弱いためだと言われています。寒冷地では、床や壁に使われるヘーベル板(軽量発泡コンクリート)の内部に浸透した水分が、寒さによって氷となり膨張しへーベル板を破損させる事があります。水道のパイプが破裂するのと同じ原理です。更にはその侵入した水分によって内部鉄筋の発錆(さび)による膨張で内部破壊を起こす場合もあるのです。これはヘーベルハウスが使用する「ヘーベル板」特有のデメリットですが、実は避けられる現象なのです。

 

ヘーベルハウスが推奨するアフターメンテナンスを怠りなく行っておけば、上記のような内部破壊はおこりません。内部破壊の全ての根源は水分の侵入です。本来は3層構造の特殊外壁塗装「ロングライフコート」に守られて、水分の浸入はありえないのですが、メンテナンスを怠ったり、何らかの理由で特殊塗装の防水性が失われた場合のみに、この内部破壊現象が発生します。全てのヘーベルハウスユーザーが決められたメンテナンスを行うわけではありませんし、転売などされて他社で適正なメンテナンスが行われない場合もあります。そうなると寒冷地では内部破壊の事例が多発することは容易に想像がつきます。それを避ける意味で、ヘーベルハウスは北海道や東北地方などの寒冷地において営業活動を行っていないのです。

 

上記の「ヘーベルハウスについて知っておきたいポイント」の「都市型住宅のパイオニア」では、都市型住宅に特化しているので、ヘーベルハウスは全国展開していないと、書きましたが、この内部破壊の問題も全国展開していない理由のひとつです。

 

【外壁材比較】へーベルハウス VS 積水ハウス

 

 

ずば抜けた耐用年数を実現 「ロングライフ住宅」

ヘーベルハウスは、永く、安心して、快適に住まえる住宅「ロングライフ住宅」を掲げています。優れた耐久性とメンテナンス効率を実現しています。住宅を支える「基礎」「鉄骨」「ヘーベル」は耐用年数60年以上を実現しています。さらに、外壁塗装や防水、屋根材も30年以上の対応年数となっています。住宅のメンテナンスにかかる費用は、そのハウスメーカーによって大きく異なります。建てたときは綺麗で立派な家だったのに、5年もするとあちこちが傷みだし、多額のメンテナンス費用が必要になったというケースもたくさんあります。特に「ローコスト住宅」は、その傾向が強くなています。あるデーターでは大手ハウスメーカーの高額な住宅と、ローコストで有名なハウスメーカーの住宅のメンテナンス費用を比較すると、30年間で住宅価格を含めたトータルコストが逆転するという試算さえあります。ヘーベルハウスの鉄骨住宅は決して安い住宅ではありません。かなり高額な住宅です。しかし、30年間のメンテナンス費用やその手間などを含めてトータルで考えた場合、賢い選択はへーベルハウスなのかもしれません。
ヘーベルハウスの耐久性

 

 

コンセプトが明確なヘーベルハウス

ヘーベルハウスはコンセプト・方向性が明確で競合他社との違いがはっきりとしています。「積水ハウス」「ダイワハウス」「セキスイハイム」・・・・・このような大手ハウスメーカーの鉄骨住宅の違いを、一般の方ですぐに明確に答えることができる方は少ないはずです。どこの鉄骨住宅も同じように見えます。説明を聞いてもさほどの違いを感じられない方も多いでしょう。しかし、ヘーベルハウスは「ヘーベル板」を外壁に使うことで、他社との違いが明確になっています。「ヘーベル板」のメリット、デメリットを含め独自性がはっきりとしているのです。そして独自の鉄骨構造を用いて、耐震性と耐久性にこだわった家づくりを行っています。更には「ロングライフ住宅」を掲げて、耐久性の高いメンテナンス費用のかからない、安心して長く住み続けられる住宅の提供し続けています。

 

外壁に「へーベル板」を使用した、独自の家づくり。

 

優れた耐震性と耐久性。

 

万全のアフター体制。

 

 

コンセプトが明確な「ヘーベルハウス」です。

 

 

ヘーベルハウスの値引きは可能なのか?

人生の中で最も高い買い物と言える「マイホーム」できれば少しでも安く建てたいと思うものです。値引きしてもらえると嬉しいですね。
しかしどのように交渉すれば値引きしてもらえるのでしょうか?
果たして、ヘーベルハウスは値引きをしてくれるのでしょうか?

 

答えは「してくれる!!」です。

 

金額に差はありますが、どの住宅会社も交渉次第では値引きは可能なのです。では、値引き交渉の大きなポイントとは何なんでしょう?それは、「他社と競合させること」なのです。

 

例えば車を購入するときは、必ず他メーカーの同クラス車種を引き合いに、価格交渉をするはずです。電化製品などもしかりです。もちろん家に関しても同じことが言えます。はっきりと言いましょう。売り手側が一番イヤだと思うことは、他と比較されることなのです。すなわち、自分が希望する住宅会社のことはもちろんのこと、ほかの複数の住宅会社の情報も持ち合わせていなければ、「競合」させられないのです。ほかの住宅会社には全く興味がないと言って、情報を収集しないことは絶対にしてはいけません。1社しか知らなければ、比較のしようがありませんし、値引き交渉の材料にもなりません。

 

再度言います。
値引き交渉のポイント「競合」させるには複数の住宅会社の情報が必要なのです。 

 

 

 

それでは、複数の住宅会社の情報を簡単に一括で収集できる方法をお教えしましょう。

 

それは、
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