

マイホームを建てる際、ハウスメーカー選びは非常に重要な決断です。今回は、「完全自由設計・高性能なのに適正価格」を掲げる「アキュラホーム」と、「家は、性能。」をモットーに高性能住宅を提供する「一条工務店」を徹底比較します。
両社の特徴や価格、工法、耐震性、断熱性、間取りの自由度などを詳しく解説し、あなたに合ったハウスメーカー選びをサポートします。
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| 項目 | アキュラホーム | 一条工務店 |
|---|---|---|
| 主な特徴 | ||
| 会社概要 | 1978年に大工が創業。「世界一愛される家づくり」をモットーに、「完全自由設計・高性能なのに適正価格」にこだわった住宅建築を行う。 | 1978年創業。「家は、性能。」をモットーに、業界トップクラスの性能を持つ住宅を提供。実験を重ねて性能を検証する姿勢が特徴。 |
| 主な特徴 | 完全自由設計、高い耐震性・耐熱性、適正価格、職人品質、長期サポート体制 | 高気密・高断熱性能、全館床暖房、実大実験による耐震性の検証、工場生産率80% |
| 対応エリア | 関東、東海、近畿、中国エリアの一部 | 沖縄県・高知県を除く全国 |
| 主力商品 | 超空間の家、超空間の平屋、超断熱の家、ママクチュールの家など | グラン・スマート、アイ・スマート、グラン・セゾン、セゾン、アイ・キューブなど |
| 断熱性能 | 断熱等級6(UA値0.46、ZEH水準を上回る) | 断熱等級5~7(UA値0.26~0.46、業界トップクラス) |
アキュラホームと一条工務店は、どちらも1978年に創業した歴史あるハウスメーカーですが、その特徴やアプローチには大きな違いがあります。アキュラホームは「完全自由設計・高性能なのに適正価格」をコンセプトに、お客様の要望に柔軟に対応する家づくりを得意としています。大工が創業した会社ならではの「職人品質」へのこだわりと、コストバランスの見直しや共同一括仕入れによる適正価格の実現が強みです。
一方、一条工務店は「家は、性能。」をモットーに、業界トップクラスの住宅性能を追求しています。特に高気密・高断熱性能に力を入れており、外内ダブル断熱構法や全館床暖房を標準装備した快適な住環境を提供しています。また、実大実験を繰り返し、耐震性能を検証する姿勢も特徴的です。工場生産率80%という高い数字が示すように、工場での生産を重視し、高精度な施工と品質管理を実現しています。
対応エリアについては、アキュラホームが関東、東海、近畿、中国エリアの一部に限定されているのに対し、一条工務店は沖縄県・高知県を除く全国に展開しています。このため、住んでいる地域によっては選択肢が限られる場合があります。
完全自由設計にこだわり、自分だけのオリジナルの家を建てたい方にはアキュラホーム、高気密・高断熱性能や全館床暖房などの快適性を重視する方には一条工務店がおすすめです。どちらも高品質な住宅を提供していますが、重視するポイントによって選ぶべきハウスメーカーは異なります。

| 項目 | アキュラホーム | 一条工務店 |
|---|---|---|
| 平均坪単価 | 約65万円(50万円~80万円) | 約85万円(50万円~90万円) |
| 30坪の建築費用目安 | 1,500万円~2,400万円 | 1,500万円~2,700万円 |
| 商品別坪単価 |
超空間の家:40万円~
|
グラン・スマート:80万円~90万円
|
| 追加費用 | オプション設備や仕様変更により発生 | モデルハウスが標準仕様のため、追加費用が発生しにくい |
| 標準設備 | 高気密・高断熱仕様、太陽光発電システムなど | 全館床暖房、高性能樹脂サッシ、熱交換換気システムなど |
【坪単価比較グラフ】


価格面では、アキュラホームの平均坪単価が約65万円、一条工務店が約85万円と、アキュラホームの方が20万円ほど安い傾向にあります。30坪の住宅を建てる場合、アキュラホームが1,500万円~2,400万円、一条工務店が1,500万円~2,700万円と、最大で300万円ほどの差が生じる可能性があります。
アキュラホームは「いい家をより安く」をモットーに、約20,000項目の家づくりデータベースによるコストバランスの最適化や、全国の工務店ネットワーク「ジャーブネット」による中間マージンのカット、資材の一括大量仕入れによるコスト削減などを行い、適正価格での住宅提供を実現しています。商品ラインナップも豊富で、予算に応じた選択が可能です。
一方、一条工務店は高性能住宅を「納得できる価格」で提供することを目指しており、自社グループ工場での開発・生産による内製化や、工場生産率80%による施工精度の向上とコスト削減を行っています。また、モデルハウスが標準仕様のため、イメージと完成品のギャップが少なく、高性能な標準仕様が充実しているため追加費用が発生しにくいという特徴があります。
予算を重視する方にはアキュラホームがおすすめです。一方、多少価格が高くても高性能な標準仕様や、モデルハウスそのままの仕上がりを求める方には一条工務店が適しています。ただし、両社とも商品によって価格帯に幅があるため、具体的な見積もりを取って比較することをお勧めします。
| 項目 | アキュラホーム | 一条工務店 |
|---|---|---|
| 主な工法 | 木造軸組工法(メタルウッド工法) | 外内ダブル断熱構法(2×6工法)、夢の家 I-HEAD構法(木造軸組工法) |
| 構造の特徴 | 木造軸組工法の弱点である結合部を強固にする「メタルウッド工法」を採用 | 「壁」「床」「天井」を強力に結びつけた、強靭な箱型の「ツインモノコック構造」を採用 |
| 断熱方式 | 高密度グラスウールによる高断熱仕様 | 外内ダブル断熱(外側と内側の両方から断熱)、高性能ウレタンフォーム断熱材 |
| 窓サッシ | 樹脂サッシ + Low-Eペアガラス | 防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ(業界トップクラスの断熱性能) |
| 生産方式 | ジャーブネットシステムによる効率的な生産 | 工場生産率80%による高精度な施工 |
木造軸組工法の弱点である結合部を金属で強化し、耐震性を向上
家のねじれを抑え、耐震性を高める床構造
業界最強クラスの耐力壁で、大開口と耐震性を両立
断熱性能を高め、湿気や水から守る透湿導水シートを採用
全国約250社の工務店が参加するネットワークで効率的な生産を実現
構造材の外側と内側の両方に断熱材を配置し、高い断熱性能を実現
「壁」「床」「天井」を強力に結びつけた箱型構造で、地震の力を「面」で受け止める
一般的なグラスウールの約2倍の断熱性能を持つ断熱材を採用
業界トップクラスの断熱性能を持つ窓サッシ
住宅部材の約80%を工場で生産し、高精度な施工を実現
アキュラホームと一条工務店は、どちらも独自の工法・構法を開発し、高性能な住宅を提供しています。アキュラホームは木造軸組工法をベースに、「メタルウッド工法」「トリプルストロング床」「8トン壁」などの独自技術を組み合わせることで、耐震性と間取りの自由度を両立させています。高密度グラスウールによる断熱性能も特徴的で、透湿導水シートを採用して断熱材を湿気や水から守る工夫も施されています。
一方、一条工務店は「外内ダブル断熱構法」と「夢の家 I-HEAD構法」という2つの主要な工法を持っています。特に「外内ダブル断熱構法」は、構造材の外側と内側の両方に高性能ウレタンフォーム断熱材を配置することで、業界トップクラスの断熱性能を実現しています。また、「ツインモノコック構造」は「壁」「床」「天井」を強力に結びつけた箱型構造で、地震の力を「面」で受け止めることで高い耐震性を発揮します。
生産方式においても両社は特徴的で、アキュラホームは全国約250社の工務店が参加する「ジャーブネットシステム」による効率的な生産を行い、一条工務店は住宅部材の約80%を工場で生産する「工場生産」により高精度な施工を実現しています。
工法・構法の面では、断熱性能を最重視する方には一条工務店の「外内ダブル断熱構法」、耐震性と間取りの自由度のバランスを重視する方にはアキュラホームの「メタルウッド工法」がおすすめです。どちらも高性能な住宅を提供していますが、重視するポイントによって選ぶべきハウスメーカーは異なります。
| 項目 | アキュラホーム | 一条工務店 |
|---|---|---|
| 耐震等級 | 耐震等級3(最高等級) | 耐震等級3(最高等級) |
| 耐震技術 | メタルウッド工法、トリプルストロング床、8トン壁 | ツインモノコック構造、許容応力度計算、高耐震基礎 |
| 耐震実験 | 実物大倒壊実験、最大風速66m/sの暴風・突風試験 | 30年以上にわたる実大実験、E-ディフェンスでの三次元震動実験 |
| 免震・制震 | 制震装置オプション | 一条アドバンス免震(オプション) |
| 地震保証 | 地震保証あり | 地震保証あり |
木造軸組工法の弱点である結合部を金属で強化し、従来工法の2.5倍の強度を実現
住まいのねじれを防ぎ、耐震性を高める床構造
業界最強クラスの耐力壁で、大開口と耐震性を両立
過去の大地震や今後想定される大地震を再現し、連続10回振動を加える実験を実施
最大風速66m/sの暴風や突風試験を実施し、外装・構造体ともに損傷がないことを確認
「壁」「床」「天井」を強力に結びつけた箱型構造で、地震の力を「面」で受け止める
全棟で高度な構造計算を実施し、確かな耐震性を確保
主筋の太さや配筋密度、立ち上がりの幅も建築基準法を大きく上回る頑丈な基礎
30年以上にわたり実物大の建物で耐震実験を実施し、安全性を検証
スライダー、高減衰ゴム系積層ゴム、オイルダンパーを組み合わせた高性能な免震システム(オプション)
【耐震性能比較グラフ】





耐震性については、アキュラホームと一条工務店はどちらも最高等級の耐震等級3を標準としており、非常に高い耐震性能を持っています。しかし、その実現方法には違いがあります。アキュラホームは「メタルウッド工法」「トリプルストロング床」「8トン壁」などの独自技術を組み合わせることで高い耐震性を実現しています。特に「8トン壁」は業界最強クラスの耐力壁で、大開口と耐震性を両立させる技術として注目されています。
一方、一条工務店は「ツインモノコック構造」という箱型構造を採用し、地震の力を「面」で受け止めることで高い耐震性を発揮します。また、全棟で高度な「許容応力度計算」を実施し、確かな耐震性を確保しています。基礎にも力を入れており、主筋の太さや配筋密度、立ち上がりの幅も建築基準法を大きく上回る「高耐震基礎」を採用しています。
両社とも実験にも力を入れており、アキュラホームは実物大倒壊実験や最大風速66m/sの暴風・突風試験を実施し、一条工務店は30年以上にわたり実物大の建物で耐震実験を実施しています。特に一条工務店は「E-ディフェンス」という世界最大の三次元震動実験施設での実験も行っており、その安全性を徹底的に検証しています。
耐震性については、両社とも非常に高いレベルにあり、甲乙つけがたいと言えます。強いて言えば、免震システムにこだわる方には一条工務店の「一条アドバンス免震」、大開口と耐震性の両立を重視する方にはアキュラホームの「8トン壁」がおすすめです。どちらを選んでも、地震に強い安心な住まいを手に入れることができるでしょう。
| 項目 | アキュラホーム | 一条工務店 |
|---|---|---|
| 断熱等級 | 断熱等級6(UA値0.46、ZEH水準を上回る) | 断熱等級5~7(UA値0.26~0.46、業界トップクラス) |
| 断熱材 | 高密度グラスウール、透湿導水シート | 高性能ウレタンフォーム(一般的なグラスウールの約2倍の断熱性能) |
| 断熱構造 | 高気密・高断熱仕様 | 外内ダブル断熱構法(外側と内側の両方から断熱) |
| 窓サッシ | 樹脂サッシ+Low-Eペアガラス | 防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ(一般的なペアガラスアルミサッシの約6倍の断熱性能) |
| 換気システム | 全熱交換型換気システム | 熱交換換気システム「ロスガード90」(温度交換効率最大90%) |
【断熱性能比較グラフ】
UA値(外皮平均熱貫流率)※数値が小さいほど断熱性能が高い


断熱性能を高め、夏は涼しく冬は暖かい住環境を実現
断熱材を湿気や水から守り、長期間にわたって断熱性能を維持
窓からの熱の出入りを抑え、断熱性能を向上
部屋間の温度差を約3℃に抑え、快適な室内環境を実現
断熱等級6(UA値0.46)で、省エネ性能の高い住宅を提供
構造材の外側と内側の両方に断熱材を配置し、高い断熱性能を実現
一般的なグラスウールの約2倍の断熱性能を持つ断熱材を採用
一般的なペアガラスアルミサッシの約6倍の断熱性能を持つ窓サッシ
温度交換効率最大90%の換気システムで、室内の快適な温度を維持
玄関扉と土間部分の断熱仕様を強化し、断熱等級7を実現するオプション
断熱性については、アキュラホームと一条工務店はどちらも高い性能を持っていますが、一条工務店の方がより高い断熱性能を実現しています。アキュラホームは断熱等級6(UA値0.46)でZEH基準を上回る断熱性能を持ち、高密度グラスウールと透湿導水シートを組み合わせることで、長期間にわたって断熱性能を維持する工夫がされています。
一方、一条工務店は断熱等級5~7(UA値0.26~0.46)と、商品やオプションによって幅広い断熱性能を提供しています。特に「外内ダブル断熱構法」は、構造材の外側と内側の両方に高性能ウレタンフォーム断熱材を配置することで、業界トップクラスの断熱性能を実現しています。また、「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」は一般的なペアガラスアルミサッシの約6倍の断熱性能を持ち、窓からの熱の出入りを大幅に抑えています。
換気システムにも違いがあり、アキュラホームは全熱交換型換気システムで部屋間の温度差を約3℃に抑え、一条工務店は温度交換効率最大90%の「ロスガード90」で室内の快適な温度を維持しています。また、一条工務店には「断熱王」というオプションがあり、玄関扉と土間部分の断熱仕様を強化することで断熱等級7を実現することができます。
断熱性については、最高レベルの断熱性能を求める方には一条工務店がおすすめです。特に寒冷地での生活や、光熱費の削減を重視する方には、一条工務店の「外内ダブル断熱構法」と「ロスガード90」の組み合わせが最適でしょう。一方、バランスの取れた断熱性能と価格を求める方には、アキュラホームの断熱等級6の住宅も十分な選択肢となります。
| 項目 | アキュラホーム | 一条工務店 |
|---|---|---|
| 間取りの自由度 | 完全自由設計を標榜し、高い自由度を実現 | 商品によって異なるが、構造上の制約あり |
| 対応プラン | 平屋、2階建て、3階建て、二世帯住宅など幅広く対応 | 平屋、2階建て、3階建て、二世帯住宅に対応 |
| 設計の特徴 | オンリーワンの住宅提供、住み心地の良さ重視、デザインコードの採用 | 性能重視の設計、モデルハウスが標準仕様 |
| デザイン性 | グッドデザイン賞受賞歴あり、デザイン性の高さが特徴 | シンプルモダンから和風、ヨーロピアンまで多彩なデザイン |
| 制約条件 | 8トン壁の採用により、大開口と耐震性を両立 | 間取りの最小変更単位が45.5cmと大きめ、軒の出が制限される場合あり |
家族のライフスタイルに合わせた間取りを実現
お客様の理想とする暮らしや夢、こだわりを反映した住宅設計
見た目の美しさだけでなく、暮らしやすさや使いやすさを追求
長年の経験により導き出したデザインコードを採用し、普遍的なデザインとトレンドを両立
業界最強クラスの耐力壁により、大開口と耐震性を両立し、開放的な間取りを実現
「2×6工法」は性能重視で自由度やや低め、「夢の家 I-HEAD構法」は比較的自由度が高い
モデルハウスがほぼ標準仕様で建てられており、イメージと完成品のギャップが少ない
間取りの最小変更単位が45.5cmと大きめ、軒の出が制限される場合あり
シンプルモダンから和風、ヨーロピアンまで多彩なデザインを提供
高い断熱性能や耐震性を維持しながら、可能な限り間取りの自由度を確保


間取りの自由度については、アキュラホームと一条工務店で大きな違いがあります。アキュラホームは「完全自由設計」を標榜し、お客様の理想とする暮らしや夢、こだわりを反映した住宅設計を行っています。特に「8トン壁」という業界最強クラスの耐力壁を採用することで、大開口と耐震性を両立し、開放的な間取りを実現しています。また、長年の経験により導き出した「デザインコード」を採用し、普遍的なデザインとトレンドを両立させた美しい住宅設計が特徴です。
一方、一条工務店は商品によって間取りの自由度が異なります。「2×6工法」を採用した商品は性能重視で自由度がやや低めですが、「夢の家 I-HEAD構法」を採用した商品は比較的自由度が高いです。ただし、間取りの最小変更単位が45.5cmと大きめであったり、軒の出が制限される場合があるなど、構造上の制約があります。しかし、モデルハウスがほぼ標準仕様で建てられているため、イメージと完成品のギャップが少ないという利点もあります。
デザイン性については、アキュラホームはグッドデザイン賞の受賞歴もあり、デザイン性の高さが特徴です。一条工務店もシンプルモダンから和風、ヨーロピアンまで多彩なデザインを提供していますが、高い性能を維持するために一部デザイン上の制約があることも事実です。
間取りの自由度を最重視する方や、大開口で開放的な空間を希望する方にはアキュラホームがおすすめです。一方、高い性能と標準仕様の充実度を重視し、モデルハウスで見たイメージ通りの家を建てたい方には一条工務店が適しています。どちらを選ぶかは、間取りの自由度と性能のバランスをどう取りたいかによって決めるとよいでしょう。
アキュラホームと一条工務店を7つの項目で徹底比較してきました。両社はそれぞれ異なる強みを持ち、どちらが優れているかは一概に言えません。あなたの優先順位や予算によって、最適な選択肢は変わってきます。
最終的には、あなた自身の優先順位や予算に合わせて選ぶことが大切です。以下のポイントを参考にしてください。
どちらのハウスメーカーも優れた住宅を提供していますので、実際にモデルハウスを見学したり、担当者と直接話をしたりして、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことをおすすめします。また、住んでいる地域によっては選択肢が限られる場合もありますので、対応エリアも確認しておきましょう。
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