ハウスメーカーの住宅の種類 理解してますか?【建て方と特徴】

木造・ツーバイフォー・鉄骨造【違いを理解していますか?】

ハウスメーカーの種類

 

ハウスメーカーの住宅は大きく分けて【木造軸組み工法】【ツーバイフォー工法】【鉄骨造】3つの種類に分けることができます。これら3つの工事現場の流れを工法、構造別に紹介します。基礎工事や仕上げ工程は、大きな違いがないので、ここでは建物の骨組にあたる躯体工事を中心にみてみましょう。

 

 

【目次】

 

木造軸み組工法の建て方と特徴

木造の軸組み工法

木造軸み組工法は、柱や梁、土台などを組み合わせた骨組・躯体が基本となります。この骨組・躯体に壁などを取り付けていきます。この木造軸組み工法が増築しやすいといわれるのはこのためです。森林資源がとても豊富な日本では、昔から神社仏閣をはじめ、多くの農家や町家などの民家が木を利用した木造建築物としてつくり続けられてきました。最近は市街地の防火や3階建てへの対応などにより、「2×4(ツーバイフォー)工法」「鉄筋コンクリート造」「鉄骨造」などの新しい工法で住宅が建てられるようになりました。構造的な建築法の違いだけでなく、各工法の特徴を生かしたデザイン上の試みも多く見受けられます。

 

とはいえ、やはり私たちの身近にあるのは、昔ながらの木造の家。現在でも多くの住まいが「木造軸組(在来)構法」で建てられています。古くからの神社仏閣などが何世紀もの年月をへて、現在にその建築美を残しているように、木の建物は1000年以上もつといわれています。阪神淡路大震災でも、筋交いなど耐震性を高める措置がしっかりしていた木造住宅は被害をまぬがれました。また、一定以上の太い木材は、火災に遭っても表面は炭化しますが、逆にその炭になった部分が一種のプロテクターの役割を果たし、内部までは燃えずに残ることが知られています。

 

現場の工程としては、まずは基礎コンクリートの上に土台をアンカーボルトで据えつけていきます。次に柱を立て、梁をわたし、小屋を組んで最後に棟木を載せたら骨組み・躯体の完成です。この工程は建て方と呼ばれ、規模にもよりますが1~3程度で終わります。短期間のように感じますが、実はこの工程のために現場とは別の場所で木材の加工が進められています。この作業を「刻み」といい、だいたい1~2ヵ月程度かけます。現場の基礎工事などと並行的に同時進行で進められていて、建て方の前日にそれらの加工材料が現場へ搬人されてきます。しかし、このような「刻み」を行って注文住宅を建てる方は非常に少なくなっています。現在では「刻み」に替わり、「プレカット」が主流となっています。こうした刻みの作業などを、工期の短縮やコストダウンなどを目的として、完全機械加工のプレカットを採用しているのです。

 

骨組・躯体が完成したら屋根工事がはじまり、次いで外部の窓やサッシ、外壁の下地工程へと進みます。屋根工事を最初にするのは、現場での各作業が天候に左右されずにスムーズに進められるようにするためです。しかしながら、完全に屋根瓦が載るまでは、雨によって骨組み・躯体が濡れてしまいます。ブルーシートなどを使い雨養生を行いますが、完全に防ぐことは不可能です。そうなると、躯体・骨組みを構成する木材が濡れていまため、完全に乾かす必要性があります。しかしながら、現実の現場では完全乾燥するまでの猶予は工期にありません。湿気が残ったまま、壁を取り付けていくとカビや腐食の発生につながり、しいては住宅の耐久性に大きな問題が発生します。ですから、木造軸組み工法の現場こそ、棟上げ~屋根が付くまでは現場に頻繁に足を運ぶことが非常に重要です。

 

躯体・骨組みの工事が終わると、続いて床や壁、天井などの下地部分の工事となりますが、最終的に仕上げで隠れてしまう電気の配線工事や水道の配管工事なども並行して行われます。その後、階段やドアなどの枠をつくる内部造作工事へと進みます。この工程が終わると大工工事はほぼ終了で、仕上げの各職人がメインとなります。木造軸組み工法の完成までの工期の目安は、4~6ヵ月程度です。

 

木造軸組構法以外の構法でも、内装の下地や仕上げなどは木造軸組構法とほとんど同じつくり方をしており、建築において木造がすべての基本といわれています。木の住まいの住みよさとともに、リサイクルできる素材である木を使った木造住宅の可能性は非常に大きいのです。

 

日本の気候風土に合った木造軸組構法

厳しい風土

 

木材は呼吸する素材といわれ、湿度を調節する機能をもち、通気性が高いのが大きな特徴です。木材を使った木造軸組(在来)構法は、春夏秋冬といった四季があり、湿度が高くなる梅雨の時季もある日本の気候風土に合った構法なのです。木造軸組構法では、縦の柱と横の梁で骨組みをつくり、筋交いや通し貫を入れることで強度を確保した壁をつくります。伝統的な木造建築として伝えられているため、現在でも地域の工務店や大工の技術でつくることができるのです。

 

また、柱の立て方や組み合わせにより、間取りを自由に構成することができ、設計の自由度が高く、変形した土地や狭くて小さな土地でも対応しやすいのが特徴となっています。増改築などリノベーションも比較的簡単にできるのも長所といえます。耐震性を高める金物の使用や、工場であらかじめ材料を加工するプレカットなどの手法により、さらに身近な構法となっています。

 

木造軸組構法と一口に言ってもいくつかの種類がある!!

ツーバイフォー工法やプレハブ工法・工業化住宅など、比較的新しい外来の工法の登場によって、それまで目本にあった木造住宅のつくり方を、まとめて在来工法と呼ぶようになりました。在来工法は、柱や梁など軸材により建物の基本部分を造るので軸組み工法という分類になり、柱を主体にした開放的な室内空間をつくることが可能です。最近では、これまで在来工法と呼んでいたものを木造軸組工法と呼び、その種類として在来工法と伝統構法の2つに分けられることが多いようです。この2つのちがいは主に耐力壁の構造にあるといわれています。耐力壁は、地震や風などの水平力から建物を守るためにバランスよく配置される重要な壁です。

 

 

1.在来工法

柱と土台・梁で囲まれた四角のなかに、「筋交い」という斜めの部材を入れます。最近では同じ四角のなかに小さい木で受け材をつくり、構造用合板などを張りつける方法がローコスト家のハウスメーカーで目立っています。これらの工法は、補強金物や釘などを多く使っています。筋かいや合板は建て方が終わってから取りつける流れになっています。

2.伝統工法

伝統工法は、できるだけ釘を使わずに木材を接合する、木組でつくられるのが大きな特徴です。この木組の柱同士を、3~4段の貫という横木でつなぐ手法が代表的なつくり方です。貫はその名のとおり柱を貫くので、建て方のときにいっしょに組んでいきます。耐力壁として扱われるために、貫を下地に構造用合板などを張りつけたりします。また最近では、昔からのつくり方の土壁なども耐力壁としての性能を見直されはじめています。

 

 

「木造軸組み工法」採用のハウスメーカー
タマホーム 積水ハウス
アイダ設計 アキュラホーム
アイフルホーム エースホーム
ユニバーサルホーム 富士住建

 

 

「木造軸組み工法」+「パネル工法」を採用するハウスメーカー
ダイワハウス 日本ハウスHD
住友不動産 アエラホーム
フィアスホーム クレバリーホーム
一条工務店 ヤマダ・ウッドハウス

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ツーバイフォー工法の建て方と特徴!!

ツーバイの工法

ツーバイフォー(2×4)工法は、基準部材の公称断面が2インチ×4インチであることから名づけられました。ですから、ツーバーフォーは材料の名前で、発祥の地北米ではウッドーフレイム・コンストラクションと呼ばれています。日本での法律上の名称は、枠組壁工法となっています。日本での名前が表しているように、枠をつくり、それに合板などの面材を張って壁をつくるのが大きな特徴です。

 

現場では、基礎工亊のあとに軸組工法と同じように土台の据えつけからはじめます。次いで1階床の枠組をつくり、面材を張りつけてパネル状にします。この床面が次の壁枠組をつくるための作業台になり、同時に原寸の製図台としても使われるのです。これこそがツーバイフォー工法が合理的で工期も比較的短くてすむ理由です。また、壁枠組を建て起こしていく順序も、同じように合理的に考えられいるので、外周壁から内壁の壁枠組、大きい壁から小事や内・外装の仕上げで建物が完成するのです。すべての壁が組みあがることで、6面体の箱を形成します。これがものコック構造と呼ばれ、木造軸組み工法よりも優れた耐久性や耐震性を実現します。

 

壁の中に隠れる配線や配管などは、ボードを張りつける前に施工しますが、躯体を構成するパネルの枠材に、必然的に穴を空けたり、欠き込みを入れたりして構造体をいじめることになるので、それぞれに合った専門的な補強がなされます。このツーバイフォー工法は、間取りの変更が容易でない反面、壁がバランスよく配置されるようになっているの点が大きな特徴です。ただし、壁もつくり方によって違いがあり、すべてが耐力壁というわけではなく、部屋を仕切るためだけの非耐力壁もあります。

 

また、構造部材であるパネル等の組み立てがすべて釘や金物によって緊結されていて、別名「釘打ち工法」とも呼ばれています。釘の種類や数、打ち方など規定されており、木造軸組み工法で使われる釘とは全く異なる特殊な釘を用いて施工されます。

 

この工法は、前述のように現場での大工の加工作業は徹底して省力化されています。また構造体のパネルも仕上げ材でほぼすべて隠れるため、施工にあまり手問がかからず、熟練した技能を必要としません。このようなことから、現場での生産性が非常に高く、工期は2~3ヵ月と他の工法と比べると大幅に短くなっています。ただし、構造体ができあがるまでは、木造軸組み工法同様、部材は風雨にさらされたままの状態ですから、天候に大きく左右されがちです。きちんと養生している現場もありますが、そうでない場合もあるので注意が必要です。そして木造軸組み工法と同じように、濡れたなら乾かすことが必要です。完全乾燥が原則です。そうしなければ、前述したようにカビや腐食を誘発し、住宅という大きな財産の既存につながります。

 

 

「ツーバイフォー工法」を採用するハウスメーカー

セキスイハイム 三菱地所ホーム
住友不動産 富士住建
セルコホーム メープルホームズ

 

 

「ツーバイシックス工法」を採用するハウスメーカー

住友林業 三井ホーム
東急ホームズ ウィザースホーム
GLホーム 住友不動産
セルコホーム

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鉄骨造の建て方と特徴!!

鉄骨のハウスメーカー

鉄骨造はS造とも呼ばれます。低層から高層まで、さまざまな用途、規模の建物に用いられており、柱や梁などを接合して組みあげていくという点では、木造の軸組構法によく似ています。

 

現場では、基礎工事の完了後に、鉄骨加工工場から材料が搬入されてきます。鉄骨材料は、専門家の構造計算や強度計算などによって寸法が決められたもので、溶接あるいはボルトによって接合され組み上げられます。鉄骨造は、加工工場での溶接の施工段階のチェックがとても重要で、特殊な装置やコンピューターを用い細かい検査方法が定められています。最終的に各部のボルトを本締めして鉄骨工事の躯体・骨組みが終了します。

 

次いで造作工事や内外装工事に入りますが、ほかの工法と比べ仕上げとの納まりがむずかしいのも鉄骨造のデメリットです。また、実は鉄骨は火災時の温度上昇によって、強度が落ちたり、変形しやすい部材なので、防火制限のある地域では、耐火被覆材を吹きつける必要があります。さらに、水や錆びにも弱く、塗装による高度な防錆処理も必須です。

 

工事現場での全体の工期は3~4ヵ月程度と、鉄筋コンクリート造と比べて短いのですが、むしろ図面の作成や仕様部材の承認手続き、使用材料の入手など、準備段階ともいうべき工程に意外と時間を取られるものです。全体の工期に大きく影響を与えることがあるので、事前に頭に入れておきましょう。

 

 

「鉄骨造」を採用するハウスメーカー

積水ハウス ダイワハウス
へーベルハウス セキスイハイム
パナソニックホームズ ミサワホーム
トヨタホーム サンヨーホームズ

※各社の見積もりがネットでとれる!!

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軽量鉄骨構造

ここでは鉄骨造のなかで一般住宅になじみがある「軽量鉄骨」について説明します。軽量鉄骨(厚さ4mm未満)を柱・梁として使用し、金属製の筋交い(ブレース)でそれらをつなぐことで、強度のある構造をつくるのが軽量鉄骨構造です。在来軸組工法の木造部分を鉄(スチール)に変えたものと思ってください。これに軽量気泡コンクリートパネルなどで壁・床を構成しているのが一般的です。

 

長所としては、鉄筋コンクリート造に比べて軽量でできるので経済的です。重いと基礎部分を頑丈にしないといけないのでコストがかかるのです。でも木造住宅との比較となると、コスト面では木造住宅に軍配が上がります。最大の長所は、工場生産するため構造の品質が一定レベルで確保され精度も高いという点と、工期も比較的短いという点です。

 

また構造の話ではないですが、これを採用している住宅会社には大手の住宅メーカーがしのぎを削っているので、各社の豊富な住宅商品を見比べて判断することができます。住宅展示場やホームページなど情報が得やすいことも利点です。短所としては、鉄の性質上熱を伝えやすいので、断熱施工など現場の施工品質がカギとなるという点。壁体内部に結露を発生させてしまうと、それが原因となって構造材の鉄にサビが生じる可能性が高くなります。当然構造用の鉄材には防サビ処理をしていますから短期的には問題ないのですが、なにぶん住まいは長期使用ですからメンテナンスを含めて建てたあとの住宅会社の対応を確認しておきたいものです。

 

さらに、変形敷地などには対応が難しく、在来木造の鉄骨版といいながら、設計の自由度としては木造在来工法ほど高くはありません。これは構造上の問題というよりは、工場生産という宿命をもつ住宅会社側の都合によるところが大きいようです。

 

さて、この鉄骨プレハブ住宅をつくってくれるところは俗にいう住宅メーカーです。代表的なところをあげると、積水ハウス、セキスイハイム、ダイワハウス、ベーベルハウス、パナホームなど。テレビのコマーシャルや新聞広告などで、あなたも何度も目にし耳にしたことがあるでしたいていの会社は「総合住宅展示場」に出展していますから、出かけていってプレハブの家づくりとあなたの家づくりへの思いとがうまく合うかどうか確かめてみましょう。

 

大手ハウスメーカーで家を建てるメリット

 

 

大手ハウスメーカーで家を建てる最大のメリットについてご紹介いたします。

 

ハウスメーカーで家を建てる最大のメリット

結論から言いますと、ハウスメーカーで家を建てる最大のメリットは「コラボ」にあります。あまり知られていないかもしれませんが、実はハウスメーカーは異業種とコラボレーションを行っており、それによって通常よりも安くて質の高い建材や設備を提供しています。具体的なコラボや得られるものについて見てみましょう。

 

例えば、住友林業では、日本製の最高級キッチンブランドである「キッチンハウス」とのコラボがあります。通常、このキッチンは300万円以上するものですが、住友林業で家を建てると半額の150万円で購入できます。さらに、床材の色に合わせてキッチンの色を変更できる仕様もあり、床とキッチンの色が合わない問題を解消できます。

 

その他にも、積水ハウスやアクタス、三井ホーム、カッシーナなど有名メーカーとのコラボがあり、通常よりも安価で高品質な建材や家具を手に入れることができます。最近では、積水ハウスとアウトドアメーカーの「スノーピーク」とのコラボも注目されています。

 

大手ハウスメーカーだからこそ、有名メーカーとコラボして、自分の家に合った家具やキッチンを手に入れることができるのです。これは他の選択肢では難しいことであり、非常に魅力的なポイントと言えます。

 

大手ハウスメーカーで家を建てる3つのメリット

 

独自の建材とデザイン性
大手ハウスメーカーは独自の建材を使用し、建物のデザイン性に優れています。各メーカーが異なる建材やデザインを提供し、お客様は選択肢が豊富です。

 

構造体の自由度
各メーカーは独自の構造体を提供しており、気密性や間取りの自由度に差があります。これにより、自分の土地に合った構造体を選ぶことができます。

 

コラボ
大手ハウスメーカーは異業種とコラボレーションし、高品質な建材や設備を提供します。これにより、通常よりも安くて質の高い家具やキッチンを手に入れることができます。

 

以上の3つのポイントを覚えておけば、大手ハウスメーカーで家を建てる際にメリットを最大限に活かすことができます。間取りの成功についても、後ほど詳しく説明します。

 

 

大手ハウスメーカーで家を建てることには多くのメリットがあります。独自の建材やデザイン性、構造体の自由度、そして異業種とのコラボレーションによって、自分の理想の家を手に入れることができます。建築プランの決定においても、規格住宅のプランを参考にすることで、間取りの成功を確実にすることができます。ハウスメーカーを選ぶ際には、これらのポイントを考慮して、理想の住まいを実現しましょう。

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