
※セキスイハイムの耐震実験
大規模震災における、住宅倒壊の要因となった建物の劣悪さや構造上の欠陥、防災思想の不足やメンテナンスの欠落については、これまでもこのサイトで多く触れてきました。このほかにも、もし建築技術の蓄積や技能者の養成システムが確立されていたなら、もし建築基準法以外に、悪徳業者の手抜き工事や違法建築をチェックできる住宅の品質保証性能検査制度があれば、もしユーザーが業者のいいなりにならないような住宅に対する豊富な知識と意識の高さを持っていたら……と、後悔するばかりです。
人の命を大切にしない住宅による複合災害の根は深いといわざるをえない。そうした多くの要因の根を探っていくと、結局、わが国の住宅文化の貧しさにつき当たるのです。住宅のみならず住文化の貧困が多くの犠牲者を生んだといえるでしょう。阪神大震災が露呈した日本の住文化の貧しさはどこにあり、何に由来しているか。それを変えていくためにはどうしたらいいか、それらの検証をするべきなのです。
阪神大震災以後の復興作業を新しい住宅需要ととらえるむきもありますが、単に、以前と同じレベルの住宅を復元、提供するだけのことなら、それは復旧ではあっても「復興」にはならないのです。真の復興は、住宅災害の悲劇を繰り返さない安全で快適な住宅を建設し、本当に豊かな住文化の土台が築かれたときに実現する事です。いまは、その新しい住文化構築のチャンスととらえるべきでしょう。
安全で快適な住宅とはどんなものか? これまで述べてきた住宅の特徴の逆を考えれば、およその想像はつくでしょう。すなわち柱や梁だけではなく、床、壁、屋根の六面で強度をつくり出す変形や破壊に対する抵抗力が強い住宅が理想なのです。軽量化の進んだ住宅。金物補強が的確に行われ、基礎が頑強な住宅などである。短期的には、こうした良質な住宅を低コストで提供しながら、中長期的には遅れた業界構造や行政を少しずつ改め、住の貧しさを払拭していくのです。そのためには具体的にどんな条件が必要で、どんな住文化や工法、技術に学んだらいいのか。どんな家づくり、街づくりが将来求められているか。
答えは簡単です。ツーバイフォー工法やツーバイシックス工法などの枠組み工法が理想的なのです。実際にこれらの工法を採用しているハウスメーカーの住宅は、阪神大震災での倒壊は、ほぼ皆無なのです!!木造軸組み工法の住宅は大規地震では倒壊の可能性が高いのです。しかし、ツーバイフォー工法やツーバイシックス工法などの枠組み工法なら、倒壊しないのです。
メーカー名 | 坪単価の目安 |
セキスイハイム | 高 |
住友不動産 | 高 |
三井ホーム | 高 |
三菱地所ホーム | 高 |
住友不動産 | 高 |
東急ホームズ | 中 |
富士住建 | 中 |
ウィザースホーム | 中 |
セルコホーム | 安 |
メープルホームズ | 安 |
GLホーム | 安 |
個人的には「セキスイハイム」と「三井ホーム」をお勧めします。セキスイハイムも三井ホームの過去の大規模震災での全壊は一棟もありません!!
阪神淡路大震災でのセキスイハイム7,700棟においての被害は
全壊・半壊 なし です。
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