
積水ハウスが10月30日に、3~4階建て住宅に特化した新工法「フレキシブルβシステム」を発表しました。建物を支える鉄骨の柱や梁の1本あたりの強度を大幅に高め、必要な本数を約25%も減らし、設計の自由度を格段に向上させました。
これまでの「βシステム構法」は、柱の位置がある程度自由に移動でき、各階の間取りや窓位置などの許容範囲が広いのが大きな特徴でしたが、今回発表の新工法「フレキシブルβシステム」は、それらをさらに進化させて、大空間や大開口を強度を損ねることなく実現しています。この新発表の「フレキシブβシステム構法」は、3~4階建て住宅「BIENA(ビエナ)」、賃貸住宅「BEREO(ベレオ)」、多用途併用住宅「BEREO PLUS(ベレオプラス)」に採用されます。
新採用の「フレキシブβシステム構法」では、高強度柱「WHコラム」を採用することで、従来の「βシステム構法」の柱に比べ、2.5倍の強度を実現しています。柱の強度が大幅に向上したことで、建物の強度はそのままに構造柱の本数を減らすことを実現しました。また、最大スパン9mを実現可能とする高強度梁「WHビーム」を導入して、店舗では需要の多い柱の無い多様性に富んだ空間を実現します。さらにこれまでは難しかった3台並列駐車のビルトインガレージも実現可能で、都市部においての需要に強みを発揮しそうです。
■積水ハウスの鉄骨3~4階建て住宅 ラインナップ!!
●一般戸建て鉄骨住宅 「ビエナ」
●店舗併用鉄骨住宅 「ベレオプラス」
●鉄骨賃貸住宅 「ベレオ」
※画像は積水ハウス公式プレスリリースより引用
2017.11.10 投稿
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