2016年08月09日 / 住友林業公式プレスリリースより転載
https://sfc.jp/information/news/2016/2016-08-09.html
住友林業株式会社は、環境配慮機器を搭載した住宅を総称して発売した「Green Smart(グリーンスマート)」の設備・仕様面での更なる性能向上を図り、国が推進するZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)への対応を加速してまいりますのでお知らせします。この度、2種類のトリプルガラスを設定することで、開口部の断熱性を高め、大開口・大空間のプラン提案においてよりZEHを実現しやすくなりました。
ZEH対応へのメリットとして、光熱費削減効果のほか、高断熱化による住まいの快適性の向上、ヒートショック防止など健康的な住まいへつながること、また、エネルギーの自立により防災・減災性能の向上につながる点等があげられます。当社は、2020年度における年間のZEH建築割合を過半以上とすべく、設備・仕様面での性能向上を図り、快適な住まいの開発を進めてまいります。
「Green Smart」では、太陽・風・庭の植栽等の自然エネルギーを活かす当社オリジナルの「涼温房」設計に、次世代の断熱性能と太陽光発電システム、高効率給湯器等の環境配慮機器を組み合わせることで、ZEHへの対応を実現してまいりました。
この度、「クリプトンガス入りダブルLow-Eトリプルガラス」または「アルゴンガス入りダブルLow-E真空トリプルガラス」を新たに設定し、開口部の断熱性能を一層強化します。これらのトリプルガラスの設定によりお客様のプランの選択肢の巾が広がり、当社オリジナルのビッグフレーム(BF)構法において、大きな開口部、広々として室内空間を持つプランに対してもよりZEHを実現しやすくなります。BF構法を選択するお客様が増加傾向にある中で、建物外部の暑さや寒さを伝えやすい開口部の断熱性を強化することで、広い開口部と大空間を設計できる間取りの自由度、住まいの断熱性能の高さを両立する快適な住まいを提案します。
・「クリプトンガス入りダブルLow-Eトリプルガラス」、「アルゴンガス入りダブルLow-E真空トリプルガラス」のトリプルガラスを設定。
国が2014年に閣議決定した「エネルギー基本計画」では、「2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」とする政策目標が設定されています。また、総合資源エネルギー調査会の小委員会においては、「2020年にハウスメーカー等が新設する住宅の過半数をZEHとする」方針が示されており、ZEHの普及が促進されています。
「Green Smart」は、住友林業のイメージカラーの「Green」と、スマートハウスの「Smart」を合わせた名称で、賃貸住宅も含めて当社の環境配慮機器を搭載した住宅の総称です。「①「木」の家であること、②エネルギー消費を減らすこと、③エネルギーを賢くいかすこと」の3つをコンセプトとし、”暮らしの環境”と”地球環境”を大切にする住まいとして2014年2月に発売しました。断熱部材の強化、アルゴンガス入りLow-E複層ガラスの採用により、住まいの断熱性能を高めており、太陽光発電システム、家庭用燃料電池「エネファーム」、家庭用蓄電池システムホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)、電気自動車の蓄電池を家庭用の蓄電池として活用できるV2H(Vehicle to Home)システム等お客様のライフスタイル、要望に合わせて環境配慮機器を組み合わせ、お客様一邸一邸に最適な提案が可能です。再生可能な資源である木と先進技術を共存させたスマートハウスです。将来的には、住宅建設から廃棄までの家そのものが排出するCO2量と、毎日の生活の中で排出するCO2量を減らすことで、快適なLCCM住宅の実現を目指していきます。
以上ここまで、住友林業公式プレスリリースより転載
住友林業のZEH対応住宅シリーズ「Green Smart」は、同社のイメージカラーである「Green」と、スマートハウスの「Smart」を合わせて作られた名称です。これは一つの商品名ではなく、賃貸住宅も含めた同社の環境配慮機器を搭載したZEH対応住宅の総称です。「Green Smart」は「木」の家であること、エネルギー消費を減らすこと、エネルギーを賢く活かすこと、の3つをコンセプトとしています。
今回の変更では窓部分の断熱性強化を図っています。「クリプトンガス入りダブルLow-Eトリプルガラス」、または「アルゴンガス入りダブルLow-E真空トリプルガラス」といった、2種類のトリプルガラスを新たに設定。外気温の影響が一番大きい窓部分の断熱性能を一段と強化し、大きな開口部、広々とした空間でも、よりZEH化を実現しやすくなっています。
住友林業の一番の人気商品「ビッグフレーム構法」。木造で有りながら、従来の軸組工法では不可能だった大空間や大きな開口や、窓が可能な住友林業オリジナルの構法です。日本初の木質梁勝ちラーメン構造として特許(第3713256号)を取得しています。通常の木造住宅の耐力壁や筋交いの代わりに住友林業独自のビッグコラムを採用し、接合部はオリジナルのメタルタッチ接合により金物同士を繋ぐことで、非常に強い鉄骨住宅並みの構造躯体を実現しています。ビッグフレーム構法のユーザーの多くは一般のサラリーマンよりも、富裕層や高額所得者が多く、いわゆる豪邸が多いのが特徴です。そうなれば、大きな大空間や、吹き抜け、大開口がプラン的には多くなるのが必然です。そうした場合、ZEH化への対応をしようとすれば、断熱処理が最大の問題となります。特に窓部分の断熱処理は重要です。そこで今回の「グリーン スマート」ではトリプルガラスを新たに採用してきました。「クリプトンガス入りダブルLow-Eトリプルガラス」、または「アルゴンガス入りダブルLow-E真空トリプルガラス」といった、2種類の高機能トリプルガラスであれば、大きな窓の採用でもZEH化への対応も十分ですし、国が定めるZEH基準をも上回る断熱効果が期待できます。
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