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トヨタホーム自慢の60年長期保証ですが、残念ながら60年間ずっと無償ではありません。
2ヶ月、11ヶ月、23ヶ月、5年、10年、15年、20年、25年の無償メンテナンス点検を受けて、その都度トヨタホームに指摘を受けた補修工事を有償で行い、さらに30年目の有料点検や10年ごとの有料の延長保証の更新をして60年保証となるのです。決して60年間完全無料・無償ではありません。それでも25年目まで無償でメンテナス点検を受けられるのはトヨタホームだけです。
各項目によって初期保証期間が異なります。また、全ての項目が60年保証の対象ではありません。シロアリ保証は保証延長をしても最長30年となっています。
トヨタホームの60年長期保証は、わかりやすく言えば「定期的に出費をして補修していれば、60年間面倒を見ますよ」ということなのです。保証というよりは保険のような認識でいれば良いのではないでしょうか。しかし、定期的に費用がかかるとはいえこのトヨタホームの60年保証はとても魅力的です。ほかのハウスメーカーは最長保証期間が30年というケースが一般的です。なかには最長20年や25年といったハウスメーカーもあります。それ以降は何かあっても・・・・・・・・ということです。保証期間が短いハウスメーカーは木造在来工法のローコストメーカーが多いように感じます。逆に長く保証期間を設定しているハウスメーカーは鉄骨系、ユニット工法系、パネル工法系のハウスメーカーが多い傾向にあります。言いかえれば「お高い」ハウスメーカーと言えるでしょう。
■ハウスメーカー保証比較
ハウスメーカー名 |
初期保証 |
再保証延長条件 |
最長保証 |
アイフルホーム |
10年 |
5年毎の無償点検・有償補修 |
20年 |
アエラホーム |
10年 |
5年毎の無償点検・有償補修 |
永年 |
アキュラホーム |
10年 |
5年毎の無償点検・有償補修 |
35年 |
一条工務店 |
10年 |
10年毎の定期点検・有償補修 |
30年 |
クレバリーホーム |
10年 |
10年目の定期点検・有償補修 |
20年 |
スウェーデンハウス |
10年 |
10年目の定期点検・有償補修 |
50年 |
住友林業 |
10年 |
5年毎の無償点検・有償補修 |
30年 |
セキスイハイム |
20年 |
5年毎の有償点検・補修 |
60年 |
積水ハウス |
20年 |
10年毎の有償点検・補修 |
50年 |
セルコホーム |
10年 |
10年目の定期点検・有償補修 |
20年 |
大和ハウス |
20年 |
5年毎の有償点検・補修 |
50年 |
タマホーム |
10年 |
5年毎の無償点検・有償補修 |
30年 |
トヨタホーム |
30年 |
10年毎の有償点検・補修 |
60年 |
パナホーム |
20年 |
5年毎の有償点検・補修 |
60年 |
東日本ハウス |
10年 |
10年毎の定期点検・有償補修 |
30年 |
ミサワホーム |
30年 |
10年毎の有償点検・補修 |
60年 |
三井ホーム |
10年 |
10年毎の無償点検・有償補修 |
30年 |
ヘーベルハウス |
30年 |
30年目に400万程度の有償補修 |
60年 |
ヤマダ・エス・バイ・エル |
10年 |
5年毎防蟻・10年毎防水有償補修 |
永年 |
ユニバーサルホーム |
10年 |
10年目の定期点検・有償補修 |
20年 |
ハウスメーカーの相場 |
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【タウンライフ】 |
東日本大震災や熊本地震など大きな地震災害が起こるたびに、住宅の強度や耐震性が改めて見直されます。地震に強い、耐震性の高い家とはどのような家なのでしょうか。一般的に木造軸組住宅よりも鉄骨住宅の方が耐震性・耐久性に優れていると言われます。上の「保証比較」の表でも鉄骨系のハウスメーカーの保証期間は軒並み長く設定されています。木造軸組のハウスメーカーの保証が初期10年・延長20~30年に対し、鉄骨系のハウスメーカーは初期20年・延長50~60年となっています。このことでもわかるように鉄骨住宅は基本性能(耐久性・耐候性・耐震性)が高いと言えるのではないでしょうか。
■鉄骨系ハウスメーカー保証比較
メーカー名 | 初期保証 | 最長保証 | 主な商品 |
---|---|---|---|
積水ハウス | 20年 | 50年 | 「イズ」シリーズ |
ダイワハウス | 20年 | 50年 | 「ジーヴォ」シリーズ |
ヘーベルハウス | 30年 | 60年 | 「キュービック」「フレックス」シリーズ |
セキスイハイム | 20年 | 60年 | 「ドマーニ」「パルフェ」シリーズ |
ミサワホーム | 30年 | 60年 | 「ハイブリッド」シリーズ |
パナホーム | 20年 | 60年 | 「カサート」シリーズ |
トヨタホーム | 30年 | 60年 | 「シンセ」「エスパシオ」シリーズ |
有償での補修とありますが、実際どのくらいの費用がかかるのか心配です。そこで実際にトヨタホームに聞いてみました。トヨタホームの営業マンさんに聞いた内容と、トヨタホームに直接電話で問い合わせた内容の平均値を記載します。まず5年目あたりで20万円位の補修が必要になるという。10年目から10年ごとに屋根、防水、外壁に合わせて250万ぐらいかかるとのことでした。その他諸々で30年間で1,000万円弱ぐらい見ておいてくださいとのことです。
※画像はトヨタホーム公式HPから引用
注文住宅を購入の際に欠かせない保証について詳しく解説します注文住宅を建設する際に、万が一住宅に欠陥が見つかったら、地盤に欠陥が見つかったらどうしますか。その際に役立つのが、保証です。住宅作りには、様々な要素や人や会社が絡み合っているので、たくさんの保証があります。今回は、たくさんある保証のなかで、最低限抑えておいて欲しい保証について解説します。
保証制度で、最低限知っておいて欲しいのは
の3つです。
瑕疵担保保証制度は、住宅に関する保証のことです。瑕疵(かし)とはキズや欠点を意味します。つまり、建物にキズや欠点があった場合、売主が保証してくれる制度になります。これは、目に見えるキズだけでなく、建物の基礎などの見えない部分の欠陥も対象になるので抑えておきましょう。
この制度は、万が一住宅が完成する前に施工会社が倒産してしまった場合、完成までの費用を保証してくれます。すでに支払った着手金が倒産した施工会社から返ってこない場合がありますので、
気になる方はこのような制度があるということを覚えておくとよいかもしれません。
家を建てるときには必ず、地盤の調査、施工を行うのですが、地盤に欠陥が見つかる場合があります。この際に、仮住居費用や、再発防止のための地盤補強工事費用を保証する制度になります。この制度についての具体的な例などについては、もう少し詳しく次の章で解説します。
地盤保証制度は、例えば、地盤が不均等に変化することによってドアの立て付けが悪くなったり、基礎部分に亀裂が入ったりした場合などに適用されます。保証をうける人は、住宅の購入者もしくは、建築業社です。一方で、保証するのは、保証会社や地盤業者になります。一般的に、保証会社や、地盤業者は、損害保証会社との間で信頼性の高い損害賠償保険などを契約していることが通常でしょう。しかし、中には契約の内容に不安を覚えるような保険契約を結んでいる場合もあるので注意が必要です。
保証にはたくさんの種類がありますが、その保証について最低限の知識を持っておかないと受けられる保証も受けられなくなる可能性があります。そうならないためにも、しっかりと事前に保証について知っておくことが大切です。
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