「基礎」の種類と選び方!!

基礎の種類

「基礎」は住宅を支える重要な部分

基礎は建物を支える非常に重要な部分です。建物の形態や構造、重量、地盤の状態などから、どのような基礎にするかを決めます。

 

【目次】

 

 

「布」「ベタ」どちらがいいの?

 

ベタ基礎がベター?

 

↓ ↓ ↓

 

【結論】

住宅の形状や重量、地盤の種類によって異なる

 


基礎は家全体を支える部分で、家にかかる様々な力を地盤に伝えるための非常に重要な構造部分です。基礎が部分的に沈んだりすると、変形やひび割れなどの損傷を生じ、結果的に、家が歪むなど様々な箇所に不具合を生じてしまいます。

 

基礎は建築の要、非常に構造上最も重要な部分と言ってよいでしょう。一般的な木造住宅の基礎は土台とアンカーボルトによって固定され、建物構造と一体になり、地盤となじみよく繋がってなければいけません。また、基礎が地盤となじみよく繋がるために、基礎の下部には捨てコンクリート、敷砂利、または割栗石などを設けています。基礎を支える地盤には、建物の重量に充分に耐えるだけの強度が必要なのですが、地盤を調査した結果、必要な強度を有していない場合は、地盤改良や充分に耐力のある地質層まで杭を打って建物を支えるなどの補強が必要になります。

 

 

 

基礎の種類

基礎は支持の形式により「杭基礎」「直接基礎」があります。直接某礎には「独立某礎」「布基礎」「ベタ基礎」があり、杭基礎の杭は「先端支持杭」と「摩擦杭」に分けることができます。

 

「布基礎」「ベタ基礎」はよく聞くことがあるでしょう。それ以外の基礎については聞いたこともないのではないでしょうか。特に杭基礎は、軟弱地盤で直接基礎の設計ができない場合などに採用されれる特殊な支持形式で、一般の方は知らないことでしょう。建物に適した基礎を的確に選択するには、建物の平面形態、全体の重量、地盤の状態などから総合的に判断します。ここではメジャーな3タイプの直接基礎について説明しましょう。

●布基礎

比較的地盤がよく、建物が軽い構造の場合に適しているため、木造住宅をはじめ鉄筋コンクリート造、または無筋コンクリート造の建物に用いられてきました。木造住宅の布基礎構造については、建築学会の・『小規模建築物基礎設計の手引き』や、住宅金融公庫の『木造住宅工事共通仕様書』に、標準的な形状や断面寸法が詳しく示されています。

 

●ベタ基礎

地盤が極めて軟弱(長期許容応力度30KN/㎡)な場合には、地盤改良や杭基礎を用いた構造のほかに、べた基礎が必要になってくることがあります。建物全体の剛性を高めて荷重を分散させる効果があるので、地盤の不同沈下を低減し、上部構造の損傷を防止する役割を果たしてくれます。比較的重い、木造3階建て程度の建物まで用いられます。

 

●独立基礎

束石などでは支えきれない、集中的な荷重がかかる箇所に設置する基礎です。不同沈下に対する抵抗力が少ないので、できるだけ2方向、最低でも1方向に基礎梁を通して、周囲の布基礎などと連続させます。少なくとも布基礎の底盤部分まで連続した緊結とする必要があります。

 

杭基礎・その他の基礎

杭基礎は地震の際に液状化の恐れのある地盤や、隣地工事対策のためなどに用いられます。市街地では住宅の敷地が狭く、境界ギリギリに建てられているため、杭工事が非常に難しいのですが、耐震診断などの普及と需要の増加にともなって、小型機械による数日間の工事で済ませる最新の技術が開発されました。以上のほかに、隣地境界ギリギリいっぱいに基礎を設けるときに「偏心基礎」をつくる場合があります。また、常水面が低い場所では、木造住宅でも地下室を設けるときの「地下室壁基礎」をつくることがありますが、このとき、地下室の外壁は土圧を受ける擁壁と木造の軸組を支える布基礎を兼ねることになります。

※注文住宅の基礎知識!!

 

 

基礎の選び方

 

基礎は「住宅の重さ」「地盤の固さ」で選べ!!

 

住宅の重さと地盤の強弱によって、基礎の種類は変わってくるのです。住宅は地盤によって支えられていますが、その重量はどの程度あるのでしょうか? 一般的な木造2階建ての住宅で、床面積1㎡当たり約300㎏、鉄骨造の住宅であれば約500㎏程度、鉄筋コンクリート造の場合は、床面積1㎡当たり1.5トンもの重さがあるといわれます。それを支える地盤の強さも、木造より鉄骨造、鉄骨造よりも鉄筋コンクリートというように、より高い強度が必要になってくるのです。

 

しかし、地盤の強さは見かけではほとんどわかりません。専門的な調査が必要なのです。表面はスコップでも掘れないように固い地盤であっても、その下はとても柔らかい地盤かも知れませんし、逆に岩のように固い地盤かも知れません。地盤の強さを計る際には、地表面の強度ではなく、地盤面から数メートル下までの強弱全体をチェックする必要があるのです。そのため、地盤の強さを正確に測るためには地盤調査が必須となります。

 

住宅の基礎は、上記の盤調査の結果、その強度によって「布基礎」にするのか、「ベタ基礎」なのか、あるいは「地盤改良」や「杭基礎」を併用しなければならないのかを慎重に判断すべきなのです。住宅の地盤調査では一軒あたり数万円程度と安価なスウェーデン式サウンディング調査がもっともポピュラーです。その結果は「N値」という指標で表されます。このような地盤の固さを「地耐力」といい、木造2階建ての住宅であれば、地面から深度2mまでの地耐力がN値3.5以上ならば比較的固い地盤といえるでしょう。この場合は、必要とされる基礎はもっとも簡単で安価な布基礎で十分です。ところが、実際の住宅地で、その様な固い地盤はとても少なく、多くの場合、住宅の床下部分すべてをコンクリートで覆ったベタ基礎か、さらに軟弱な地盤では地盤改良をするか、杭基礎が必要となっています。

 

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「基礎」のチェックポイント!!

基礎チェック

建築中の現場を見て、基礎の出来栄えや仕上がりに不満や不安を感じる人も多いようです。ここでは、よく見られる現象である「ひび割れ」「沈下」について解説しましょう。

 

●基礎のひび割れ

基礎のひび割れは適切に設計・施工された基礎でも、コンクリートの乾燥、および収縮により発生するケースが多々があります。ほとんどの場合は、ひび割れの形状、位置などからその原因を推測できます。基礎の表面にモルタルなどで仕上げしてある場合、表面の仕上げ材だけのひび割れで、基礎本体は大丈夫な場合もあります。しかし、その半面、大きなひびが入った場合、雨水が浸透し、中にある鉄筋が錆びてさらに膨張し、コンクリートを破壊する場合がありますので注意が必要です。

 

●基礎の沈下

基礎の沈下には、建物が傾いたり部分的に沈下したりする「不同沈下」と、一様に沈下する「等沈下」とがあります。設計や施工が適切に行われていても、建物の重量や土地の形状変化などにより軽微な沈下が起こることがあります。その場合、往々にして原因としては、地盤の強度不足、基礎の選定を間違えた場合、基礎配置や間隔が不適切、基礎コンクリートの強度不足、基礎配筋の不良などが考えられます。また、ほかの要因として、敷地周辺での土木工事や隣地での建築工事などで地盤の状況が変化した場合に基礎が沈下することがあります。

 

 

知っておきたい、基礎の施工工程

基礎の施工工程ですが、まず、必要以上に地盤をかく乱しないように掘削し、一定の厚さの砂利または割栗石を機械で充分に締め固めます。そして、捨てコンクリートを平坦に仕上げます。これまでの作業を地業工事といいます。地業工事のあと、基礎の鉄筋を組み立てますが、ここで注意しておきたいのは、鉄筋の径、種類、間隔、位置、開口部の補強筋です。また、鉄筋の種類や径についてはミルシートと実際搬入されている鉄筋を見てみて、設計図通りの材料で施工されているか確認しましょう。

 

続いて基礎本体の型枠を組み立てます。ここでは、鉄筋の位置が適切であるか、型枠の繋ぎ口がでこぼこしていないかを確認しましょう。そして最後にコンクリート打ちです。コンクリートは、生コン工場で作成したコンクリート配合表に基づいて調合したものを、設計図をもとにまんべんなく型枠内に行き渡るようていねいに打ち込みます。生コンクリートは現場搬入時点でサンプルを取り、何週めかの強度試験を行って強度を確認します。コンクリート打ちは注意が必要な作業です。途中で打設を中断するなどすると、ひび割れの原因となるコールドジョイントになる場合があり、また、極端に気温の低い時期や激しい雨の時のコンクリーート打設は強度低下を招く原因にもなりかねません。コンクリートを打ち終えたあとは急激な乾燥をさけ、早期に型枠を外したり、重いものを載せたりしてはいけません。コンクリートの品質を確保することが、丈夫な建物をつくることにつながるのです。そして雨の日のコンクリート打ちには、最大の注意が必要です。雨の日にコンクリート打ちになるようであれば、費用が余分にかかってもいいので、他の天候の良い日に変更してもらいましょう。

 

 

基礎は何より重要です!!

住宅の基礎は地盤性状と上部建物の重量の均衡を担う、とても重要な構造部分です。基礎がいいかげんでは、どんなに建物にお金をかけても「砂上の楼閣」になるのです。基礎の工事や説明に少しでも不安を感じたら、第三者の建築士やそのほか専門家に相談しましょう。場合によっては、勇気のいることですが工事の一時中断も必要です。基礎は地盤の性状によって工法が選択されますが、ここで誤解が多いのは「底版基礎だから大丈夫で、布基礎だからぜい弱だ」などという安直な考えです。地盤の性状によっては、その良し悪しが逆転することもあるのです。その意味では、基礎の専門家に相談することも検討しましょう。

 

ふくろう不動産


夏の土用は基礎工事をしてはいけない!!

土用と基礎

 

夏の土用期間は土をいじってはいけません。基礎工事も絶対にダメです。運気が衰退したり、病気などのトラブルのもとになるのです。古くから夏の土用期間は土をいじるなといわれてきました。ご存じだったでしょうか。草取りや土いじりはもちろん、基礎工事などもしてはいけないのです。実際、土用というのは、四季を通じてあるわけですが、とくに夏の土用期間がいけないとされてきました。

 

七月十九日前後から二週間ほどの期間がだめなのです。なぜ、土用期間に土をいじってはいけないのでしょうか。それにはちゃんと理由があります。土壌というのは、当然生きています。ですから、土壌の中に熱エネルギーがたまると、土用の期間に熱を放出して、正常に保とうとするのです。この期間に土壌が熟成され、マイナスのものを排出し、本来もっている吉相パワーを蓄えているのです。このとき、土壌に合まれる窒素、カリウムなど多くの元素が混じり合い、人問にとって有害なエネルギーを排出することになるのです。地表面から1~2メートルぐらいまで有害物質が漂っているので、作業する人に悪影響を与えるのがその理由です。もちろん家にもマイナスになるのです。この夏の土用期間に基礎工事など行って、土壌を撹拌してしまうと、本来のエネルギーが大幅に落ちてしまうのです。土壌が熟成されないのですから、パワーが落ちて当然なのです。

 

土用と基礎工事

 

その土壌の上に家を建築して、家族で暮らしても、エネルギーのない土地に暮らしているので、運気が衰退したり、病気などのトラブルにおそわれやすいのです。この場合、半年ほどすると、少しずつ土壌のエネルギーが蘇生してきますが、一年たち、次の夏の土用を待たなくては、本来のパワーがもどってこないのです。ですから、土壌が回復するのに一年かかるわけです。建築工事は施工会社としっかりした打ち合わせをして、工程もきちんと管理する必要があります。夏の土用期間に基礎工事を行わないように、事前に打ち合わせすることが重要です。再度言いますが、注文住宅を建てるときは、家相的には基礎工事は夏の土用を避けるべきです。


基礎工事と風水・家相

基礎工事の風水

 

地鎮祭が終わって、いよいよ建築工事に入りますが、まず家の基礎をしっかりと固めます。基礎部分は家全体の重みを受けるわけですから、大きな力が働いても壊れないように、しっかりと頑丈な基礎をうたなければいけません。

 

家の内側と外側との区別は、外気を遮断し内気を保つというのが、基本的な考え方です。壁やドアや窓が内と外とを区別するわけですが、床下は何の基準になるかというと、基礎をうったその土台の外周が、その家の輪郭ということになるわけです。基礎を半分だけうって、柱の部分だけを延ばしたような場合、土台が乾燥するため臭気はたまりませんが、つねに床下を風が吹き抜けます。これは、足元がいつもおぼっかないというような、悪い而もあらわれてきます。しかし、床下の気を保つのと同時に、多少の循環も必要ですから、基礎に空気抜きの穴をあけて気を流通させるようにします。

 

基礎は、別棟を建てるときや、渡り廊下をつくるときなど、いろいろと問題になってきますので、充分に注意して工事を行ってほしいと思います。基礎部分が家の床下をほぼ囲んでいますが、左側の増築部分は基礎をうたず、壁からまっすぐに柱を延ばし、合石で固定しています。この部分の床下はつねに風が通り抜け、足元が寒々とすることになるわけですから、家相としてはマイナスを生むことになります。また、土台がないという意味では、出窓もその一つにあげられます。しかし、出窓の場合はものを多少置くことはあっても、人が歩くところではありません。つまり、床と同じ高さではないわけですから、基礎が欠けているというより、窓がやや外に張り出している状態とみていいと思います。しかし、すべての窓が出窓だという場合は、家の内気を遮断するものが外に出ているわけですから、あまり奸ましくありません。出窓は部屋の用途に応じて、適度に設ける方がよいでしょう。特に、東西南北の四正や、四隅の正中線の出窓は避けた方がよいと思います。

 

土台と床の関係

地域や地方によって、湿度の高いところ燥したところなど、さまざまな気候条件があります。その土地ごとに、湿度や降雨量は大きく異なってくるわけですが、家の土台と床との問隔や床の高さも、自然環境の違いからくる地域性をもっています。もちろん標準とされている高さはありますが、気俟や立地条件によって多少の違いが出てきます。湿気の多いところでは、家が傷まないよう床下を高くして空気の流れをつくりますが、逆に湿気のあまりないところでは、床下をさほど高くしなくてもよいわけです。

 

昔の建物をみると、身分の高い人が住む家は、たいへん床が高くっくってあります。床が高いというのは、雲の上にの人、天上人といった、高貴な意味をもっており、昔の建物を連想すればわかりますが、神社や仏閣なども、ほとんど床が高めにできています。しかし、このような意味をもつ建築法を、現代人が用いる必要はないわけですが、現代でも「ゲタばき住宅」といって四方に柱を立てて1階部分を車庫に使い、その上に住居をつくるというケースがあります。床があまりにも高くなりすぎると、足元をつねに風が吹き抜け、家が寒々としてきます。湿気が床下にたまることは避けられますが、あまり健康にょいとはいえないのです。家相的には、地の気をほとんど受けられないことになってしまいます。このような住宅のマイナス点を改善するためには、まず風の流れを遮断することが必要です。柱だけの車庫部分の周囲を壁で囲い、よい方位に出入口をつくります。そうすることによって、マイナスをかなり軽減できるでしょう。


 
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