
(現代ビジネスより引用)
地名には必ず、そこで暮らす人の生活の上で不可欠な意味があります。だからこそ、長い間、災害と接してきた日本には『あぶない地名』があるのです。せめて自分の住む所、あるいはこれから住もうとしている土地の名前がどんな意味で、どういった場所なのかを知っておいて損はありません。自分の住む土地の由来や成り立ちを、少しだけ振り返ってみることが、家族の命を救うことになるかもしれない。
現代ビジネスより引用
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地名には、その地で過去に起きた災害の歴史や特徴、風土を、現在に伝えるメッセージが隠されている場合があります。
たとえば、過去に大きな洪水が発生して家屋が流されてしまったり、がけ崩れなどの土砂災害が発生した地域では、それを表す特徴的な文字が、地名に使われていることが多く見られます。また、宅地造成や開発によってわからなくなってしまった土地の高低差、埋め立てられてしまった海岸線や池、川、湿地などを地名から知ることができるケースもあります。また、地名そのものに災害発生自体の意味合いがなかったとしても、その読みに意味が込められているケースもあります。自分の住む土地の名前の意味を理解し、過去の災害の歴史を知ることは非常に重要な事です。
地名は時代を経るごとに、宅地開発や造成などによって現代的な名称に変わっている場合が多いのです。今は綺麗な団地や、住宅街、または、近代的な都市部であっても、100年前までは湿地や丘陵地で人が住み付かなかない土地だったという場合も多々あります。家を建てるときには、必ず父名については調べておいたほうが良いでしょう。後から、後悔しても始まりません。ただし、その歴史が伝えられる途中で読みが変わってしまったり、当て字を使い、別の意味合いを持つようになったりした例もあるので、注意しなければなりません。ぜひ現在の名称だけでなく、旧地名も含めて、地名の由来を最寄りの法務局や図書館、自治体などで調べてみることをおすすめします。
2018.3.6 加筆
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