
現場の工事がスタートするまでに、ご近所への挨拶を忘れないようにしましよう。挨拶はハウスメーカーや工務店などの施工者といっしよにまわり、工事の日程などの説明をしながら、騒音などにより迷惑をかけることを事前に伝えておきましょう。
現場が動いている数力月、実際に近所の人と接する機会が多いのは現場で工事を行う人たちなのです。最初に挨拶をして顔見知りになっておくことが非常に重要です。これにより、つまらない些細なトラブルを避けることができます。また、工事の依頼先が・設計事務所のときは、設計者もいっしょにまわってもらうのがベストでしょう。
ご近所への挨拶廻りのときには、タオルや菓子折、洗剤の詰め合わせなど、ちょっとした手みやげをもっていきましょう。表書きはのし紙に「御挨拶」と書きましょう。
挨拶する範囲は、当然ですがお隣だけとは限りません。現場の交通状況などによっては、少し先まで挨拶しておいたほうがよいケースが多々あります。特に上棟のときなどは、大工や職人、手伝いの人などで人数がとても多くなり、そのうえ材料の搬出入などで車の出入りも激しくなります。また、道路にクレーン車を置いて作業する現場の場合は、交通規制の許可をとっての作業が必要になることも考えられます。こうなればお隣だけではなく、数軒先にまでご迷惑を変えることとなります。工事中は普段より車の往来が激しくなるので、通勤や通学に支障が出ないような細かい配慮が重要です。
このようなことを考慮して、ご挨拶する範囲やタイミングなど、ハウスメーカーや工務店などの施工者といっしょに地図を見ながら相談して決めたほうがよいでしょう。施工業者は経験が豊富なので、適切なアドバイスをしてくれることでしょう。
新居でも挨拶だけではなく、これまで住んできたご近所へのあいさつとお礼も重要です。今までお世話になった近所の人たちへは、引越しの2~3日前までに挨拶をすませておきましょう。洗剤やタオルなどの簡単な品物をもっていくのが慣例で、お隣の人などに新しい住所などを伝えておくのもよいでしょう。引越してからの新居でのご近所へのご挨拶は、当日か翌日にはすませるようにしましょう。2~3日後では失礼にあたります。一戸建て住宅の場合は、お向かいの3軒と両隣程度でよいとされていますが、前述したように工事中に迷惑をかけたようなお宅へも挨拶も忘れないようにしておきましょう。
「御挨拶」と書いたのし紙をつけた簡単な品物を持参するのが一般的です。また、既婚者の場合は夫婦そろって2人で出向くのが大原則です。必ず夫婦一緒に行きましょう。やむを得ない場合は仕方ありませんが、可能な限り2人で行ってご近所との顔つなぎをしておくことも大切です。さらにお子様も一緒に行って紹介しておくほうがベストです。
2018.9.28 投稿
※記事内には「PR」の宣伝活動および、アフィリエイト広告が含まれております。